南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

静観

昨日の朝刊1面の反日デモ発生主要都市地図にて、开封と郑州にも赤いドットが描かれてたので調べてみたらやはり出てきた。
古城开封今天爆发多地次爱国反日游行 2012-09-15
画像を見る限り、大方市西部だと思われる。金明食品でも威嚇しようと? よく報道されている北京・上海・青島といった大都市とは年齢層が異なるようだ。そして、そのことがどこか行事的なオーラを出してしまう。地方都市だし血祭りの標的も少なく、日本紙に大きなニュースとして上がってこないところを見ると破壊行為はなかったのだろう。数年前郑州で発生したデモはこちらへも報じられたから河南といえども嘗めてはいけない。ただ、画像から参加者の表情とかを読む限り、全国的な潮流にのった姿としか見えない。でもこれが开封らしい冷静な態度といえる。
本文の爱国宣言なども読むと悪寒がするけれども、偶々尖閣紛争と柳条湖事件の時期がダブったからこういう過激な文言が出るわけで、普段の人民の本心が今日を以って翻るとは思い難い。別に抗日戦争を美化していいし日本製品も和食も嫌忌していいから、人間と人間の付き合いを保ってくれさえすればいい。开封人はそうしてくれると今後も信じることにする。
今ただ思うのは、在中邦人なんか良いから(若し自分が含まれていたとしても構わないから)、日本との関係を信じて日本語を学んだり日系企業に就職したりしてその選択と努力が報われてきた中国人が、中傷されたり職を失ったり選択を後悔したり諦めたりすることが心配。
邦人が殴られたり日系企業の店舗や工場が破壊されたりするのは、現地で相応の関係を築いていない証しだから自業自得。たとえ自分が被害に遭っても、人間関係に対する認識の甘さを反省するだけだろう。感情的になりやすい局面こそ、相互信頼の深さが試される。