南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

怀念 汴京啤酒

先日汴京桥を検索していて、こんな記事を発見した。
汴京啤酒 破产 – 情牵故土 – 开封宋韵网
「汴京啤酒、破産」
2011年12月1日、开封市中级人民法院は开封亚太啤酒公司(略称:汴啤)の破産申請を受理し、正式に破産過程に入った。河南省トップクラスのビール酒造企業で、かつて中国ビール業界の「四強」と呼ばれたブランドは、53年の栄華に幕を閉じた(?)。以下は読解不能だが、「2010年10月、汴啤结束了当年生产」の文面が印象的。以降はもう生産されてないのだろう。
汴京啤酒は开封生活に欠かせない存在であり、この記事を読んでさえ俄かには信じがたいほどのショックを受けた。酒といえば先ず汴啤から入り、白酒はその次。7本半飲んでぶっ倒れて救急車に乗ったのも、このベンケイビール。まさに朋友的存在だった。味は別に青島でも何でもそう変わりはしないのだが、地元ブランドを示す名前が大事。まったく可惜。そして、留学から経過した3年という年月の重みを感じる。昨年の12月といえば三輪タクシーが全廃された時期でもあり、何か开封名物を一度に奪われた気がしてならない。
汴京啤酒を最後に飲んだのは09年11月の帰郷時で、最終日の东京大夜市にて。「5元と3元と2元と、どれにする?」と聞かれ戸惑うと、老板「汴京か?」と言ってくれ頷くことができた。今年3月、その店で注文時に「汴京啤酒1本」と敢えて言ってみたのに、出てきたのは別のメーカー(雪花)で一抹の疑問を覚えた。しかし後日、街で汴啤の広告ラッピングを施した車に遭遇し、汴啤は滅びたわけではないと安心したものだ。まさかこんな結末になっていようとは。

繁塔门票の裏面に印刷された汴京啤酒の広告。右隅の商品ラインナップのうち、左から3番目の緑色の瓶が一番おなじみ。
ついでに、

同じ河南省のメーカー、维雪啤酒の瓶ラベル。汴啤のラベルを保存しておかなかったのは悔恨の極み。