南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

郑州中牟再訪(三轮摩托车撮影)

留学時代に魅了された中国式三輪乗用車(三轮摩托车)オリジナル画像収集とサブブログI Will Get Themの模様替えのため、2009年10月以来の中牟を訪れた。5年前の郑州中牟(Zhongmu)县城ではカメラを持参しなかったため、長年これを果たせず悔やんでいた。旅の計画では17日郑州市区視察の往復途中に寄っていくのが有力だったが、平原編終了(开封到着)が少し早まったせいで午後が空いたので使える時間は有意義に使っておこうと。

河大南门から10路で客运西站。鼓楼广场の変化が凄まじかった。城壁の内側をはしる西南城坡街が信じられないほど綺麗な道に舗装されていた。昔は存在すら記憶にないくらい貧相な道だった。


政府幹部などが視察にでも来るのか、西站構内は售票員や係員が多数配置され、皆どことなくソワソワしている。

構内の雰囲気は全く変化なし

運賃は7元で5年間改定なし。西站は尉氏、郑州と中牟の発着が非常に多いが、ガラス越しに乗車場を一望する限り中牟行きのバスは見当たらない。15:30の発車時刻を過ぎてもバスは入場してこない。しびれ切らして検札をくぐり場内奥を見やれば、長蛇の列が。中牟行き乗り場はここへ移設されていたのだった。そして、どういうわけかバスが一向に帰還せず折り返しの配車ができないため、もう何便もの乗客が並んでいるのらしい。台数が限られているのか臨時バスを出すこともできない。郑开城际公交などを眺めて40-50分は待った。


バスが来る直前に、配車リーダーらしい男性が座席数分だけの乗客をモギっていく。これを3回分は待たされた。こういうことがあるから、平原編5の話じゃないけど、开封-中牟線もいつまでも席数限定の中型バスなんか使ってないで立ち席可能な公交型に刷新すべきだと思う。乗ってしまえば所要約40分で、これも昔と変わらない。


成果発表 - I Will Get Them

帰路もまた一悶着あり。場内に停車中のバスは既に客がぎっしり乗っているのだが、肝心の運転手が一向に現れない。というか、規定席数が一通り埋まっても発車しないために後便の客までもが乗り込んで満員になるのだ。隣にもう一台空きバスがあって、私より後から来た人はそっちにも乗り始めた。ところが、運転手は登場するやいなや、私たちの乗車しているバスで最終だという。僅かな隙間を見つけて乗り込む者もあれば、係員と必死に交渉する者もある。残された者たちが払い戻しなどせず無事开封へ着けたかは定かではない。ちなみに中牟→开封は7.5元で、5年前より1.5元上昇。

帰りも10路。昨今はバスがしばらく来ないとアッサリ諦めてタクシーを選ぶ人民が多くなり、停留所は寂しげである。西司广场と鼓楼广场の夜市の電飾が綺麗だった。