南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

いま、彼の言葉が非常に重く感じられる


先週末たまたまこれを視聴した矢先の清原逮捕であり、何かしら脳裏に霊感を感じたのだろうか。冒頭ではASKAについて言及しているが、ひとたび常習者になれば清原だろうと誰であろうと当てはまるだろう。幾度もの逮捕・服役を経て漸く、薬物依存という病を自覚し、その凄まじさと向き合い、「もうやめた」と断言せず謙虚に「立ち直り途上」であると公言する。薬物依存者となった芸能人としては最も立派な更正(中)の姿じゃなかろうか。各界で様々に神扱いされてきた田代まさしが本当の意味で崇高な存在になった気がした。薬物に接し堕落する一部のタレントたちの偉大な先人となり、またタレントに限らず依存症患者の方々全てに対する一般社会の理解を促す橋渡し人をも担うだろう。さまざまなストレスを一般市民以上に抱えやすく薬物に接しやすいタレントやアイドルはまた、さまざまな形で国民の模範となることを求められる。清くスマートに成功する者より、不器用に人間的に明暗を歩み自己を悟った姿こそ皆に愛され続けるんじゃないかなぁ。