疲れきったときの殺し屋として、登場以来愛飲している「頂(いただき)」(Alc.8%)。その新商品がこの頃気になっていたので買ってみた。
もともと「頂」は、そのアルコール度数に反する喉ごしの良さが最大の魅力。当初は500ml飲んでも酔う前に飽きのこない、クセのなさが堪らなかった。でも次第に8パーセントなりの重さが感じられ、冒頭に書いたように殺されたいとき一撃喰らうのが楽しみとなった。既存のいわゆる「糖質オフ」を謳う発泡酒は、ベーシックより味を落としている商品が多い。しかしこれは、糖質ゼロにしたうえで極上を目指しているせいか、頂ベーシックより若干軽く尚且つ飲みごたえを落としていない。いま350mlを飲みながら、500mlでも全然イケると思う。これは、ドキンちゃんパワーだと瞬間的に思った。