南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

馒头を買ってみた

最近むしょうに馒头が恋しくて食べたい欲望が抑えきれなくなり、ふとAmazonで見つけてしまったことから、自分で自分への誕プレに、冷凍の大饅頭を買った。 

留学中は学食でよく食べた馒头だけど、たまの里帰りでは街角でお目にかかることも減り食べる機会もなくなっていた。2015年厦門旅行の折、练ちゃんの友達が買ってきてくれたスーパーで売ってるパック入り馒头が直近の賞味であろう。私が馒头の美味さを語るときに引き合いに出すのが、中国のパンだ。あんなにふわふわモチモチで最高の食感である馒头を造れる国の人が、どうしてパサパサで吐き出したくなるようなパンしか作れないのだろう。最近でこそ漸く舌の肥えた日本人でも食べられるパンが増えてはきたが、当時はこの矛盾が不思議でならなかった。伝統的に素晴らしい食感の主食を作れる民が、先進技術を習得してしかパンの美味さに到達できないなんて何とも悔しいではないか。そう思うくらい、私は馒头を絶賛している。かつて大学の中国語講師は「馒头なんて特段味気のない主食だ」と教えてくれたが、百闻不如一见のギャップに現地で驚いたものだ。そうして虜になってしまったから、日本に居ながらでさえ食べたいと切望するのも無理はない。

Amazonで食品を注文するのはこれが初めて。クール便なので置き配とかはできない。先日のマスク詐欺の返金ギフト券をかましたら気分的に割引っぽくなった。ネット上では日本製となっていたはずだが、包装の外見からは輸入品でもおかしくない感じ。

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思いのほかデカい。学食で食べ馴染んだ馒头は概ね2個で白飯1杯分くらいになった。腹持ちもそれくらい。この馒头は1個で結構腹ふくれると思う。

さっそく一つ試食してみる。ある程度解凍してから器に少量の水を入れてラップをかけ温めると、蒸したてのような状態にできる。加熱中にレンジから零れてくる独特の香りに「これだ、これだ」と思わず興奮。布団をかけて保温してあった学食や屋台の馒头そっくりなやつが出来上がる。

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ちょっと塩気はあるが甘くはなく、余計な味のしない純正の馒头だ。期待通りの味と食感に大変満足、超感激。だって、自分だけの部屋で誰にも邪魔されず独りで馒头を心置きなく味わえるなんて、一種の至福じゃないか。なんか、すげー

 

 

ついでに、つらつらっと関連商品を眺めていたら、红烧牛肉面の即席めんパックもあった。また勢いで手を出してしまうかもしれない。ちなみに香瓜子(ヒマワリの種)は現地価格よりずっと割高すぎるので、ここで買うことはまずありえない。