南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

妙興寺&楽だの湯

市バスに乗るまで全然行き先も決めておらず、車中で思い浮かんだスーパー銭湯に最寄り駅周りをぷらっと歩く、昨年の木曽川線のやつを真似した。同じ一宮市内の「楽だの湯」を名鉄妙興寺駅から歩く。

突発のわりにスムーズに行けて、名駅から特急で国府宮、接続する普通で妙興寺。高架駅のホームは緩やかにカーブしているが、特急は高速で通過する。駅から徒歩数分の妙興寺境内にある、一宮市博物館を見学。閉館してそうなほどひっそりとした外観と裏腹に、館内は子連れが適度にいる。市内の馬見塚遺跡など縄文時代から、現代にいたる一宮市域の歴史が分かりやすくまとめられている。萩原に遺跡群があること、思ってた以上に城跡が点在すること、いく筋もの重要な街道の交差点であることなど興味深い。とくに、現在の名鉄尾西線と一部並行するように存在した、「巡見街道」なるものは初めて知った。何も道筋ないところに鉄道は敷かれないもんな。しかも敷設した尾西鉄道は名古屋本線より古いんだから、やっぱり由緒ある路線だわ。紡織産業の発展と、戦時中は軍需工場に転用され空襲で破壊されたことなど、尾張北部有数の産業都市を窺わせる。ノコギリ屋根の工場は玉ノ井でも見てきた。

妙興寺本堂をお参り。

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臨済宗妙心寺派は、家墓のある地元の寺と同じ宗派。

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三門。これは仏殿を背に撮っているが、表に出ても額などは掛かっておらず。

あとから調べると、ここを発祥地とする「妙興寺そば」なるものがあるそうな。近辺でも食べられるのだろうか。

ミニストップでおやつを摂り、JR線を越えると程なく楽だの湯。このネーミングは、「こまき楽の湯」への一宮市民の対抗心が感じられる。市内各戸に停まる自家用車も一様に一宮ナンバーで、尾張小牧はちっとも見当たらないしね。さておき、休日でも580円は魅力。靴ロッカー周りに両替機が見当たらず、無施錠放置。スーパー銭湯のわりに熱めだったせいか、呼吸が乱れちょっと気分悪くなる。露天風呂で「笑点」観ているうちに治り、やや長湯。日頃の夕飯タイムには早いが、帰り道すがら探すのも煩わしく、アジフライ定食がワンコインだったので食べていく。

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揚げたては美味しい。ビールは飲まない。

街灯まばらな県道をまっすぐ駅へ戻る。普通電車を終点須ヶ口まで乗り準急に繋ぐつもりだったが、新清洲で急行に接続してあり栄生から上小田井着が10分ほど早まった。どうせその先バスがないので、帰宅自体は早まらない。特急から普通まで自在に使えるから、たまの名鉄旅は楽しい。