南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

嘉斯茂(林)

最初茂をmoと読んで、ジャスモって某大手スーパーチェーンのパクリみたいだよな、ということでジャスコ林のギャグに封じようと思ったんだけど、茂maoだと判明したので語尾が揃わないからちょっと真面目に書く。(片鱗だけタイトルに残しとく)
嘉斯茂数码广场(ジャスマオ・デジタルスクエア)*1は开封の省府西街と迎宾路の交差点角にある大型ショッピングセンター。

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嘉斯茂数码广场

嘉斯茂数码广场_百度百科
5年ほど前に迎宾路が北へ延伸して西大街と接続されたことで、この交差点は市内でも要所となり一層栄え始めた模様。尤も嘉斯茂は2012年にはオープンしている。数码广场(家電専門店)というと开封では鼓楼と中山路に店舗が多い。とくに留学中のMP3購入やコピーDVD買いあさり等でお世話になった、行宫大厦は今も市中最大だと思う(郊外の事情は知らない)。そいえば省府西街は若干街路樹あってバスからは店舗見づらいけど、嘉斯茂と鼓楼の間にもやや大きいデジタル店あるな(兴和科技数码广场)。そう考えると、学院门ぐらいからポコポコと大型店舗の点在が続いているようには思う。
内部は1階から3階までが家電店、4階と5階はホテルだそうである。しかし、そろそろ开封の大型SCで期待したいのがフードコート。中国の各都市でもフードコートは見かけるようになって久しく、私が初めて遭遇したのはお隣の许昌(2008年)。中国六大(八大)古都と三国時代の一時的な都とを同格にしてはいけないけれど、同じ郑州近隣都市として何かと开封より一歩先進的な许昌。开封と郑州を除いて最も訪問回数の多い许昌では、その成長格差を毎度見せつけられている。开封でやっと1号店ができたばかりのマクドナルドが既に何店舗も展開していたり、开封で旅游专线に導入された二階建てバスが一般路線で運用されていたりと、経済力の高さを感じることが多い。(当時)ふだん开封市中を隅々までほっつき歩いても見当たらないフードコートが、たった2回目に駅前のショッピングセンターで遭遇してしまうんだから敵わない。开封も近年は相応のSCが増えてきて、とくに新街口の辺りなんか入店したことないけど期待できそうな規模のはある。
ただ、嘉斯茂は建物1階の通り沿いに飲食店のテナントを多数入れており、まぁ一応一体型ではある。これらテナントの中には屋号に嘉斯茂を入れているのも多いだろう。清潔な建物内に入れてしまうより、割と店主の自由にやれる屋外向け店舗のほうが开封には適しているかもな。

*1:英語表記ぐらいmoかと思ったが、ロゴでもJIASIMAOらしいのでマオとさせていただく。なんかスッキリしないネーミングだと思わないでもない。つまり海外ブランドの当て字ではないらしい