南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

いよいよ見納めか

开封明伦街拆迁に関する新たな映像を見つけた。

haokan.baidu.com

先日チラッと、3月17日付だったかな、路南地区の引越が概ね終わったみたいだから取り壊しが始まるのも近いとか書かれていた。この動画は4月1日ごろアップされているのでごく最近。先日お気に入りの屋台を見つけて興奮したときと同じく、中国全土の都市で数えきれないほど執行されていると思われる旧住宅街撤去の中で、こうした特定の地区が取り上げられて比較的頻繁に動画公開されているところ、やはり开封明伦街が親しまれ惜しまれている証しだろうな。

ところで動画の前半に出てくる明伦南街って全然認識ないけど、どこだろう? そもそもこの度の拆迁に際するまで、見慣れた各路地の名がそれぞれ明伦一街、二街、三街と付けられていることも知らなかった。南街というからには軸の明伦街に平行する通りのはず。平行する道なんて湖畔の延寿寺东街しか思いつかない。動画が内环路から始まるので、その沿道だろうということで今更ながら探してみた。

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明伦南街口?

たぶん、これだな。

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地図上での明伦南街口の位置

地図上で見ると距離感分かりづらいけど、明伦街と内环路の交差点(図中の信号マーク)南西角にたつ夜市でよくいく公衆便所の真向かいに位置する。ミニバンが片側によせて停まっている様子からみても、未舗装ながら意外と道幅あるな。明伦三街とは繋がってるのかな。在住中は絶対に脇道だと意識したことない。いや百度地图でも道筋すら描かれてないじゃん。なんだ、この扱い。

 

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河大南门口の現況

南門広場に山積みされた建設資材や、既に掘り返されたアスファルトなどが物々しさを醸しているな。休工中なのか、こんなところ撮影しに行っていいのか? 見るほうとしては有難いけどさ。

最後に一つ、思い出話。

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河大宾馆

これは河南大学が来賓向けに管理・運営するレストランおよびホテル。客室は阳光湖に面している。来賓向けホテルは明伦街と校区内にいくつか有しており、ここが最上級ということになっている。たしか入学歓迎の宴はここで食事したはずだけど、我々留学生にとっては餐厅や宾馆でない、全くの別件で記憶に残る。それは、学費および寮費納付場所。そもそも留学生楼は河大宾馆D座なので、ホテル代を支払うという意味では道理にかなう。学費はここじゃなかったような気もするんだけど、国际办公室だったかもしれないがここ以外に高額紙幣を持参した記憶がないぞ。私は入学時にT/Cで持参した額は1年分には不足し日本からの送金に手間取ったこともあって、半年ごとに納付することで話付けたんだが、人民元の最高額紙幣は100元なので半年分でもスゲー束になる。寮費が月900元×6か月で5400元(プラス何らかの費用で5700元くらいになった気がする)、学費が半年分で5600元程度じゃなかったろうか。長年の手垢が蓄積した100元札50枚って結構かさばるぜ。学費も寮費もここで支払った印象があるのは、おそらく紙幣カウンター(偽札発見器ではなく、ただ数えるだけ)がここにしかなかったからじゃないかと推察する。銀行では当然のように置いているが、大学ではそんな需要ない。学外に立地し高級客室も備えるホテルだからこその安全性を鑑み、大学での金銭授受を管理する事務所も併設してたんだろう。D座の服務員に連れられて、およそ迷路のような廊下を進んだところの事務室で札束を納めて領収証を貰うところ。関係者以外はきっと知らない一面かもしれんぜ。