南蛇井総本氣

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朱仙镇行き公交ができた!

岳飞庙で知られる开封朱仙镇へのアクセスについて考えていたら、ふと今年初めに西站が閉鎖された訳をもう一つ思いついた。

jaike.hatenablog.jp

开封县が区政施行して市区に編入されたんだから(祥符区)、西站を発着していた县内乡镇向けバス路線は公交(市バス)に転換できるじゃん。既成路線を延伸してもいいし新たに路線作ってもいい。従来火车站から县城(县政府のある町)へ運行していた9路や29路みたいにワンマンバス(无人售票)を随所から走らせれば、汽车站に集約する必要はなくなる。そうか、この郊外路線を片付けたから閉鎖に至ったんだ。

昔、市区と朱仙镇の間にある仙人庄まで19路が走ってたのを思い出し、あぁこの延伸でええんやんと気づいた。ただ、距離に応じた運賃制は維持しないと一律1元では市中と郊外の客が入り混じり混雑が増す。近距離バスの利点も引き続き転用したほうがいい。じっさい、郊外延伸路線や快速路線の運賃を高めにするのは、新乡や洛阳でも見てきた。また、郊外路線をノンストップと途中村落停車の2種類設けて車両も運賃も異なるシステムもあったりする。开封も市域拡大により、中国各地のさまざまな交通システムを取り入れる時代になったか。

西站閉鎖の記事で、従来の近距離バスの朱仙镇行きは中心站に移管され6.5元で流水発着していると書いた。一方それとは別に、开封公交306路が旧西站前と朱仙镇を結んで運行するようになったらしい。ついに、公交で朱仙行けるようになった!すげー

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0挟む路線番号は西安兵馬俑始皇帝陵行きを思い出させるね。朱仙は観光名所であるとともに、祥符区No.2の町でもあるから重複しても過多にはならない。それに公交の存在を知らない外地の観光客には、火车站真向かいの中心汽车站から発着している近距離バスは明快で不可欠の存在。2017年の周口で淮阳行き公交を探して市中を彷徨った経験から、汽车站発着は確実に残してほしい。運賃はやはり1元なのだろうかね。近距離バスと差つけるために3.5元なんてどうでしょう。単純に私が懐かしいだけの提案だけど。