南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

一目瞭然

开封明伦街拆迁情况について、これまで逐一収集した動画を分析したり推測したりしてきたことを、ちょうど1本にまとめた動画を見つけた。微博视频はリンク貼っても、タイトルもサムネイルも共有させてくれないので載せづらい。
河南大学门前正在,大拆大建,为打造新地标正在忙碌着,航拍一下...
ドローン撮影ですね。もともとこの動画の趣旨は河南大学老校区を取り巻く環境と、キャンパス外観の紹介だと思われる。ただ現在あの再開発進行中だけに無残な周辺環境が際立ち、作者の意図せぬ活用法かもしれないが個人的には現況を知るうえで非常にありがたく思っている。2カ月ほど前の時点で、どこが既に更地になったか、また部分的に取り上げた箇所の位置関係を一目で把握できる。
城壁を高架型にした明伦街東口よりスタート。0:50までが明伦街を西まで外観。通り北面の商店街はすっかり無くなり、大学との境界線も除かれた。撤去区域についてを描いた南門対面付近は0:20で、やはり幼稚園とその南側だけ残されているのを確認できる。幼稚園と街路の間にあった建物は取り壊し中。
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やはり気になるのは0:31からの、一号楼から七号楼までのビル群と、その背後に犇めいていた民宿・下宿群だ。ビル裏の民宿地帯はもう斑らにしか建物が残っていない。吉祥旅社も0:39ぐらいで映るはずなんだけど「あぁ、ないな」と確信。四方坑を見渡す1:28でも、眼下にその様相を一望できる。1:45‐1:50で一番なじみの場所のほぼ真上を飛んでくれたな。感謝感謝。
0:50から15秒ほど遠望するのが铁塔一街(字幕は一阶って入れちゃってるw)。この通りの南側は古い寺庙が残る路地もある区画なので、ほぼ着手してない(推測どおり)。
2:00からはキャンパス内を撮影。2:18、大礼堂。この大礼堂を含むいくつかの近代建築群は再整備以降も遺され、拝観できるようになると思われる。今見て気づいたんだけど、大礼堂に向かって左手の建物(大学図書館)に薄いネットがかけられ、クレーンが伸びている。図書館は決して古式建築ではないので、これも解体対象かもしれない。大礼堂の次に紹介される体育館はまだ真新しいはずだが、展示室にでも改造するのかな。再利用はするだろ、市政府みたいにw (参照)
その直後、2:50で眼下に目立つブルーシートの敷地が、河大教育购物中心跡だ。
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旧棟跡もチラッと映る。また後方には屋台の集まる河大西门夜市が見える。この撮影は夕暮れ時なのか。3:07の画面右端に映る更地が、第五食堂。そして次の瞬間、目に飛び込んでくるのが、研究生楼、留学中授業を受けた教室のある棟ですね。

河南大学研究生楼

この向きから見るとやや左寄りの2階か3階だったと思う。おぉ懐かしき我が学び舎よ。

教室風景

あと個人的に嬉しいのが、留学生楼(宿舎)をちょいちょい正面真ん中に映してくれること。

河南大学留学生楼

まぁ最終的にはね、研究生楼も留学生楼も第五食堂と同じ末路を歩むような気がするよ。だから1秒でも多く映っていると興奮するのよ。
最後にドローンの大まかな飛行ルートを示しておく。

動画の撮影ルート(推定)