南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

事故マングローブ

もとい、自己満ブログ(とグループ機能)について語る。なんか捩らないと気が済まない人でございます。
群れて走るのはあんま趣味じゃないんで
と思いつつも、はてなさんから新機能やサービスがリリースされると一応は触れてみないといかんかなと。最近、はてなブログにグループとランキングが新装された。
今この蛇池をメインブログに使ってて一番悩むというか気迷うのが、単一のテーマをもって書いていないことだ。日記風サイトなどと呼ばれた時代は終わって、テーマ性の強いブログが主流にというか圧をもって要求されるような風潮になった。もともと当時(15年くらい前)、手あたり次第新興のブログサービスを漁ってサブブログを立ち上げるなかで徐々に定着し、気づいてみれば散らかしたのをまとめあげていたという寄せ集め連合体的な蛇池は、時代の潮流にそぐわない。はてなダイアリーを始めたときに与えた役割(他のサブとの差別化)は、頭の中で思っていることをそのまま発出する、口語でも論文調でもいいからとにかく思考を脚色なしに本文欄へ投影する、というのをやろうと。ニフティココログで既にテーマっぽいブログを1年やっていたので、こういう読者無視の自己満足で奔放なスペースを欲していたというのがある。寄せ集めもとい総合ブログと化してからも、コンプライアンスに捉われない冗句や妄言は絶やさないようにしている。たまにはてなブログトップページからランダムにブログを閲覧していても、さすがにこんなバカを20年近くも続けている方はおみえにならない。読まれたい、理解されたい、評価されたい、という根本的欲求に逆行するのがテーマといえばテーマなんかな。
そういう意味では星数と読者数を見ると、世間は正しく自分を評価しているなと満足する。自分は褒められて育ってきた人間ではないので、かけられる誉め言葉は1.買いかぶっているか、2.腹の中で見下して嘲笑しているか、3.お世辞のいずれかだと解釈している。自分にできることは他人もできて当然で、自分にできないことは自分が無能の証しだと考える。だから飾り立てなしに自己表現して低評価を受けるのは、あぁ世の中正常だなと思える。
そんなブログだから、新機能でグループなんて言われても使える気がしなかった。寄せ集めになって旅行記事の割合こそ増したけど、旅行カラーを前面に出しているわけでもない。そんな折に以下の文面はちょっと後押しになった。

書いた記事につけたカテゴリーとグループをひも付けておくと、自分のブログを更新した際に、参加しているグループにも記事が更新されたことが表示されます。「1つのブログでいろいろなことを書きたいけど、違う話題の記事は興味のある人に読んでほしい」を叶えます。

そうか、カテゴリごとにグループに参加する機能があるのか。まぁカテゴリは現状一つしか選択できず、内容で3つに分けている蛇池は即応しがたいが、少し親しみが湧いたのは事実だ。いってみれば、これは一貫したテーマを持たないブログ救済機能だと思う。気ままにダラダラ日記書いてても報われた人も多かろう。気ままに妄言吐いてた俺ですら高揚するんだものな。
まぁ引き続き自己満足にやっていくけど、ふと接点を見出せるグループがあれば参加してゆくこととする。折角はてなに居るのだからな。