知人から、最近千種駅の近くに麻婆麺の店がオープンしたと聞き興味津々、さっそく週末に訪れてみた。
10時半に大曽根で合流したものの、市バスに固執したうえ次々乗り逃して巡回系統を採ったため、1時間以上ロスして開店に間に合わなかった。カウンター9席しかなく、正午はすでに待ち人が列を成しており、今回は諦めた。
太麺は麻婆と
絡みにくく、急いで食べないと、
お豆腐から、水がでて
だんだん味が薄くなってしまいます。
とのことなので、喫食は早く席の回転もいいだろうから待ち時間もさして長くないとは思う。
泉味さんをやめて、千種駅といえば本郷亭かぁ、ネタにならないじゃん、と不平漏らしながら歩いてたら、桜通沿いの中華料理店盛隆が目に留まった。店先の手書きメニューに麻婆麺を見つけ、ここもあるじゃんか。
泉味さんのイメージ写真とは似つかない、およそ薄味のラーメンに麻婆豆腐をベチャっとのせたような感じ。餡かけでもなく、汁に溶け込んでいる。麻婆豆腐自体はそんなに辛くないが、食べているといつしか熱くなる。もちろん花椒の痺れは微塵もない、日本人向けの優しい味。知人からは散々、本物じゃない、と揶揄されたけど、これはこれで美味しかった。焼き餃子も付けたけど、テーブルに置かれた餃子のタレは中国の醋っぽくて懐かしかった。また、食後にはアイスコーヒー1杯がサービス。移転してしまった麗慧のランチセットを思い出す。