南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

あふれる落書き

先日の台湾各地でホームレスの姿とともに気になったのが、至るところに目につく落書き。日本でもよく見る、いわゆるグラフィティーの類いが、街中でも線路脇でも塀やらシャッターなど人目につくつかぬ問わずあふれている。日本では景観や防犯の観点から、早急に消したり描かれにくい対策を施したりしている。単純にアートと見なすのは難しく、タギングと呼ばれる犯罪の暗号につながるものもあり、放置は好ましくない。台北には合法の落書き壁なるものが存在するらしいが、対策の一助を成すのか疑問。もし社会が荒みかけているのなら、寛容さよりも厳しい施策が必要かと。

まぁ、お肌にお絵描きもあんまり気分よくはないがね。