南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

めざせ、大統領!

民主党が戦争自体の意義まで問わない理由はもう一つある。それはアメリカの実質的実権は、大統領にある、ということだ。日本は議員内閣制で、首相が代表のような顔をしているけれど、それは国会議員の中から選ばれるものであって、国民の直接選挙によるもの…

大量破壊兵器、どこにあるんだろう?

J・ブッシュ米大統領がある映像に出演して、ホワイトハウスでの会話シーンが問題になっている。自室のベッドやタンスの下を覗きながら、「ここにはないな、じゃああっちだ」などと大量破壊兵器を探し回るギャグの場面で、映像としては笑いをとるつもりだっ…

自己責任論が国家愛やアイデンティティに持ち込まれることについて

イラクでの人質事件が一段落?して、メディアやブログを賑わわせている「自己責任」という言葉。そしてこの言葉は大抵、拉致被害者とその家族への非難に向けられています。そんな中で、なぜこれほどまで人質となった方々やその家族が嫌われるかということに…

種明かし(第一幕)

今月8日にイラクで日本人3名が拉致されたが、15日に無事解放された。14日に拉致されたと見られる2名も17日に解放された。8日の事件発生より、困惑の状態にあった筆者も、3日(最初の事件の期限日)経過してようやく真相を推測できる状態になった。解放が延長…

心無い平和ボケどもの言葉

《イラク日本人人質事件で心労の深まる3人の家族に、心ない中傷や嫌がらせが追い打ちをかけている。無言電話や「自業自得」と書かれたファクスなどは13日までで数十件。家族は留守番電話にするなどの対応に追い込まれ、警察は不測の事態に備え実家警備を…

ソーリの気持ち

イラクにおける日本人拉致事件に関する第一稿です。はっきり申し上げますと、筆者は現時点では何もいえません。武装グループの決めた3日間が経過して何らかの結果が出てから、本格的に稿を出すつもりです。現時点で不覚なことを申し上げるわけには行きませ…

最近の交通事情に思うこと(その一)

外出中に思ったこと。 地下鉄の駐輪場が最近、次々と有料化されていく。一晩置いておくだけではない。10分使うのにも金が要る。地下鉄を利用するヒトは、これから運賃を払って利用するのだ(定期券や回数券を使うヒトは前払い)。公共機関を利用するヒトを遠…

首相靖国参拝を違憲判決

≪小泉首相の就任後初めての靖国神社参拝が政教分離を定めた憲法に反するかどうかについて争われた訴訟の判決で、福岡地裁(亀川清長裁判長)は7日、「参拝は公的なもので、憲法で禁止された宗教的活動にあたる」と述べ、違憲と断じた。しかし「参拝で原告ら…

大統領制を見つめてみれば

先稿に引き続き、米国の大統領について考える。先にも述べたように、大統領制を敷いている国にとって、国民の象徴である。国の統合、国民の団結の目標物だろう。アメリカは独立以来この大統領を欠いたことはない。南北戦争下においても、南北それぞれが各大…

領土問題をどうするか

CM(Change Month)の後で本論を書くと言っておきながら、だいぶ時が経ってしまいまして、真にお詫び申し上げるしだいです。中国人活動家が政府をバックに尖閣諸島上陸をはかり、自国領土を主張していることに対して、日本は右翼思想を中心に強硬姿勢を取…

名松線・美杉村版

鉄道の旅フォルダ公開シリーズNo.7(名松線で桜を見に行こう版) これは、上の副題のとおり、名松線で途中下車をして桜見物に行ったものである。前日からネットで桜の開花情報を検索して、周到に練ったものである。この名松線には、2つの桜の名所がある。一…