南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

ほんねとーく

災害は日を問わない

元旦でこんな災日、人生初やわ。 4日に出かける名鉄のきっぷを買おうとJR中央線で名駅に向かう途中、あちこちの乗客のスマホから地震アラートが鳴り響いた。気がつくと、自分のも騒いでる。あぁ、能登じゃん、と不謹慎ながら頭で他人事扱いした瞬間、電車が…

本田裕典(キング)氏について

令和の虎チャンネルで、主催の岩井さんと揉めて帰らされるシーンをショート動画で観たのがきっかけ。受験生への投資コーナーで若干31歳にして「東大理三以外はカス」など筋の通らないことをしゃべって虎たちの理解も得られず、「若者虐めて楽しいかッ!」な…

約18年ぶりの台湾

2006年2月、大学在学中に人生初の海外旅行で行って以来、17年9ヵ月ぶりの台湾を一日だけ周遊してきた。事前に調べては行ったけど、物価は当時とさほど変わってはいない。1食だいたい100NT$ほどで食べられるし、朝飯や小吃はもっと安い。中国大陸でここ10年急…

喩えがよくない

トルコ・シリア国境付近を震源とする巨大地震で、 まるでスーパーひとしくん人形が没収されるかの如く、 真下に沈むように崩れ落ちるビルにはショックを受ける。阪神淡路大震災でもビルや都市高速の倒壊は目立ったが、押しつぶされる1階部分はともかく、殆ど…

アベノモニフクス

事件から半月が経ちました。凶弾を受け亡くなられた安倍晋三元総理に敬意を表し、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。 安倍さんが亡くなられた直後、国内外から相当数の弔意が寄せられたのはその人柄と外交姿勢が評価されたからだといわれる。とくに日本…

ロシア、ウクライナ侵攻に思うこと

开封生活最初のルームメイト*1は、ウクライナ人でした。 私より1つ年上で、会ったときから兄貴のようだと思った。たしかオデッサ出身と聞いたな。中国人老師の中にはたまに白俄罗斯人という方もいたが、白俄罗斯は白ロシアつまり現在の隣国ベラルーシにあた…

年賀状が

見直されるというより、真価を発揮する年になった。人の移動が好ましくない現況は、交通が未発達で不自由だった時代に整備されて存在感を示した郵便システムの、再び脚光を浴びるチャンスとなる。様々な電子システムよりも、直接会うことの次に密接な人的交…

コロナ補償論

幸いコロナで我句 -Gag-ネタは尽きないけれども、この状況下で人間荒むなというのは結構無理がある。これまで茶化すぐらいで私なりに凌いできたけれど、そろそろ本音を語らせてもらう。私以外にも相当自制する努力をしている方々は多いはずだ。 たしかに政府…

やはり捨て石

麻生氏が地元で「日本は単一民族国家」などと発言したことに対して反響が上がってるらしいが、アイヌ新法が昨年成立したばかりとはいえアイヌばかりが何故引き合いに出されるのか。それは、中央政府に逆らったり、独立志向したり、税などを優遇されていたり…

开封朋友との再会結果 2019

前回(2017年11月) jaike.hatenablog.jp 今回は1年半余りとブランクが短く、また旅前半で携行するのに何かと傷みやすい季節でもあるので手土産は持参せず。また老师などへ特別アポはとらず、前回と同じような再会が果たせれば十分と考えて臨む。前回の手ご…

开封市1年9ヵ月の変貌と考察

アーカイブ 开封市8ヶ月間の変貌報告書 - 南蛇井総本気(2009年) 开封市2年半の変貌と考察 - 南蛇井総本気(2012年) 开封市2年3ヶ月の変貌と考察 - 南蛇井総本気(2014年) 开封市3年5か月の変貌と考察 - 南蛇井総本気(2017年) 目次 はじめに 交通に関す…

あぶり出し

ここ2~3年、中国新疆のウイグル族に対する漢族同化政策が強化されているらしい。なんでも、再教育キャンプ(再教育营)という名の強制収容所を自治区各地に造り、ウイグル族を片っ端から収容して民族の風習を捨てさせたりイスラム教の改宗を迫ったりしてい…

衛星画像で見る开封市の変貌状況

先日汝州温泉の記事でも言及したように、最近iPhoneのマップアプリにおける中国の衛星画像が更新され、おそらく2017年(ちょうど开封帰郷旅行2017頃と概ね一致するため)以降のものとなった。ほんねとーく开封市3年5ヵ月の変貌と考察作成のため、文庙に改造…

ジャニーズに、吉本に、

平成芸能帝国の瓦解。 これを崩壊とみるか、新時代の到来とみるか。 しかし謝罪会見したとたん、急に芸人擁護と事務所批判に転ずるんだから、皆さんやっぱりお笑いなくっちゃ生きていけないんだね。問題発覚当初もそうだったけど、昨今は個人への口撃が目立…

六四

天安門事件から今年で三十年になる。日本のメディアでは、事件の真相と中国民主化を祈念する記事が多く見受けられる。世界中で忌まわしい記憶として刻まれた六四は、中国国内の後世にはほとんど伝えられていない。 かつては私も本件に関しては比較的明確な西…

英国のEU離脱迫る

連合組んだり協定結んだりするのも流行り廃りがあるんだな。世界で戦争の形が変わってきたように、戦争や安保のために組んだ連合や協定も目的を平和な経済活動に変え或いは歪めて運用したがゆえに、いつか綻びるときが来るということか。国を超えた組織が一…

M-1における暴言騒動について

なんかM-1グランプリの審査員である上沼恵美子さんに対し、とろサーモンの久保田とスーマラの武智が誹謗中傷や女性蔑視ともとれる暴言をSNS上で吐いたとして、メディアで騒ぎになっている。基本的に芸能界が何を騒いでようと一切興味ない私だが、漫才コンビ…

西日本豪雨災害

なかなか詳しい被害状況や安否状況が伝わらず、地理的にも正確に掴みきれていない。が、とくに四国の西予市や大洲などはたったひと月前に訪れた地域でもあり、甚大な土砂災害や浸水被害には心痛む。浸水被害といえば、我々濃尾平野の民は伊勢湾沿海のゼロメ…

食パンを生で食べると、

そのパン屋の腕が分かる。一枚一気に食べられて余韻を残すぐらいのパンなら優秀。耳の弾力、白い部分の軟らかさ、適度な塩味。コンビニの食パンを侮ってはいけない。とくに一時期ハマったミルクフランスのようにバリエーションを極めている製パン業では、食…

金与正氏の行く末を案じる

歳のわりに老けているとも言われる金与正だが、政治的手腕や立場抜きで正直いって間違いなく美しい。容姿だけでいったら妻にしたいくらいだ。 それだけに思うのは、今回平昌五輪を契機に対韓外交の表舞台へ出てきた与正氏が、今後どうなるか、だ。実兄の金正…

开封市3年5か月の変貌と考察

アーカイブ 开封市8ヶ月間の変貌報告書 - 南蛇井総本気(2009年) 开封市2年半の変貌と考察 - 南蛇井総本気(2012年) 开封市2年3ヶ月の変貌と考察 - 南蛇井総本気(2014年)目次 はじめに 観光都市開発に伴う宅地街(胡同)整理 公共交通の整備 街路の整備 …

开封朋友との再会結果 2017

前回(2014年6月) 失望の大きかった前回に比べ、今回は再会できる人が限定された分だけ強い感激と感慨を味わえた。今回は敢えて恩師にもアポイントを取らず、純粋な電撃帰省を試みた。毎回何年かぶりの帰郷なのに期待しすぎるから、失望感や喪失感が増すの…

河村たかし、街頭演説

名古屋城天守閣木造復元構想や市民税減税を独特の名古屋弁で熱弁。ずっと地元で国会議員時代から支持してきたけど、遊説を間近でじっくり拝聴したのは初めて。「もうじき八事(霊園)行かれる方」にウケる話し方だわ。 八事へはゆっくり、病院へは早く タク…

河南の農民工事情

母から「鄭州が出てくるよ」と見せられたとある番組で、久しぶりに庶民の河南弁をたっぷり聴けた。郑州市の都市開発に伴う農民工居住区強制撤去と翻弄される農民たちをめぐるドキュメンタリーで、言葉だけでなく街並みや故郷の農村風景全てが間近に接してき…

HARU HARUのMVを観ながら考えること

www.youtube.comこの撮影現場が韓国のありふれた生活空間かどうかわからないが、半世紀以上もアメリカの後援を受けていると、やっぱりアメリカ文化が染み込んでいるというかそのほうが似合っちゃいますよね。よく韓国の経済成長の基礎は日本の植民地時代に作…

テロを直視しない

テロ事件直後から、Facebookのプロフィール画像にフランス国旗のフィルムをかけるのが流行っているんだが、アレなんとなくバカらしくて自分はやらない。テロが日常茶飯事になって聞きあきたとか今回をさほど深刻に感じなかったというよりは、そういう風潮自…

「安保」は、アメリカが日本を前線に立たせるシステム

もともと東西冷戦中もそうだし、今は海洋権益を狙って触肢を伸ばす中国に対する前線を担わされている。 だから今さらのように報道されるけど、安保関連法の内容が米国の要求に酷似しているのは当たり前で、辺野古米軍基地移設問題だって琉球を中国の属国にさ…

天津爆発は中国版9.11だ

2001年の米同時多発テロでは、世界貿易センターの老朽化やアスベスト問題が出ていて、撤去手段のひとつとして航空機衝突によるテロに見せかけた爆破だったという説がある。これを中国天津の事件に当てはめて考えると、沿岸部で有害物資を大量に保管する施設…

傭兵になろうとした男たち

湯川遥菜は民間軍事会社なんて言ってるけど、要は傭兵派遣会社でしょ。体力のある若者などをリクルートして戦場へ派遣する。でも知名度も実績もないから、先ず仕事の確立と会社の実績作るため自分が戦場へ仕事しに行って拘束された。 そしたら今度は、それに…

日本国土の使い方

日本国土の使い方は、隣国と争って島嶼を確保したり、国境を定めたり、海岸を埋め立てたり、後先顧みないで好き勝手に建造物をつくることで決まるのではない。先ず、大自然に範囲を制約されることで決まるのだ。昨今の山崩れや噴火といった災害は、この大原…