南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

年金未納問題に伴う民主党変動に関する個人的感想とその周辺(民主党内部情報および年金制度構造無知編)

イラクでの邦人人質事件が一段落ついてから、台湾論をやっているうちに、福田康夫が官房長官を辞任し、未納?兄弟を唱えた民主党菅代表まで、代表をお辞めになった。年金問題も放っておけんという事で、少し情報を収集したが追いつかなかった。そのうちに小…

EU拡大の目的と限界②

2,3稿前に台湾論について書いた直後に考えたこと。たいしたことではないんだけど。 先回では、EUは経済同盟として結成されたのであり、このたびの拡大統合で経済格差の問題が最初の課題になる、ということに加え、各国の外交方針が異なるため、アメリカに…

EU拡大の目的と限界①

EUの事をまだ書いてなかった。2稿に分けて書いておく。 EU(ヨーロッパ連合)は、5月1日にポーランド、ハンガリー、マルタなど10カ国が新たに加盟し、歴史的な拡大を遂げた。《拡大EU25カ国の人口は今回増える7500万人を加え4億5300万人と…

イラク人の死を「それがどうした」

≪「イラク人が2人死んだ。それがどうしたっていうの」。米CBSテレビは12日、イラクの刑務所に勤務した米軍女性兵が撮った「ビデオ日記」の一部を報じた。収容者たちを人間と見なしていないような暴言が目立つ一方で、「ここはもうたくさん」と嘆く姿も…

台湾論はやめられない

イラクでの人質問題も一段落ついたのかどうかは定かではないが、先稿でとりあえず切りをつけ(というか切りのつく話ではないので、随時考えたことを更新するつもり)、趣味の世界に邁進することにした。 例の事件が論争を巻き起こしている最中ながら、筆者は…

自衛隊員以外が人質になるということ

これらの人質事件で政府はどういった対応をとるべきだったのか。また事前にどうしておくべきだったか。それをここで書いておきたい。 テロや暴力に屈さないために強硬に自衛隊撤退を拒み、御家族の要請と支援を受けて救出工作に走った政府。それを見守った国…

種明かし(第二幕)

という第一幕の推論から、人質となった3人は礼遇されているはずだ。という結論に至った。拉致という過激な場面を飾ったものの、その後は厚く持て成されていたに違いない。ところが、第一幕はここで閉じられる。筆者が実際に第一幕を閉じたのは3日後、解放…

男道(弁慶と牛若丸)

男道とはなんぞ?とお思いの方も多いのではないか。あるいは、既にある意味を知っていて、やばい物だと信じてはいないか。実は男道とは、義をもった男らが固い絆で結ばれることであり、けっしてホモだとかいう誤解をもってはならない。実は今日、歴史スペシ…

聖戦の正戦論(ランティシ師の殺害)

≪パレスチナ自治区ガザ市中心部で4月17日夜(日本時間18日未明)、イスラム過激派ハマス最高指導者アブドルアジズ・ランティシ氏(56)が乗った車にイスラエル軍の武装ヘリがミサイルを発射した。車は爆発し、ランティシ氏と側近、運転手の計3人が死…