南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

国慶節梁山の旅(3):菏泽(Heze)・长汽回汴

大満足で帰る日を迎えたが、朝から雨天。多少晴れて、しかもバスが分かったら郓城に寄ってくつもりだったが、ここは素直に欲張らないで一路开封。と思いきや、开封直行は「ない!」。しかも菏泽の隣に普通に郓城車停まってるし。方向板に郓城の名がなかったので、別ターミナルだと思っていた。开封直行だって8:10と9:20があるって表示されてるじゃないか。あてにならない。
中国の長途バスはよく道端で人を拾う。梁山市内だけならまだしも、公道の至るところで拾うし下ろす。とにかく最終的に菏泽へ着けばいいらしい。到着予定時刻も切符に明記しない。郓城も通らないし、かなり遠回りしているということは、地図を見て知ってんだぞ、こら。しかも高速料金払いたくないからって、入口の手前で一旦下車して、土手登ってまた乗車する輩も居るし。ったく。
長途バスは楽しいけれど、一ネタ欲しくて菏泽市街を散策してみる。古い城市の壕がきれいな公園として整備され、西洋風の小洒落た様子を醸している。菏泽は規模的に开封と同じだが、街づくりができている。日本と変わらないくらい清潔に見える。そしてホンダとスズキの天国。
菏泽からもまた大勢人を拾った。ただでさえ長途バスでの移動人口は多いのに、今はUターンラッシュ。当然後乗りの人は席がない。それを承知で次々拾うし、違法にも補助席は積んでないし、兰考で公安に見つかって高速で逃げてやんの。皆で後方見て「追ってくる、追ってこない」。立ち客に「伏せろ」とか笑える。
ところでこの日の三食だが、朝は持参した落花生を食べ、帰宅後は食堂で取った。では昼何を食ったのだろうと調べてみれば、あの粉ソーセージを一本買ったらしいことが分かった。マズいビスケットといい粉っぽい魚肉ソーセージといい、本当にこの時期は外での食に困っていたことが窺える。
たった3日でも开封・河南以外の所に行くと、異様に开封が故郷に思えるから不思議だ。愛着が増す。安心できる。まだ一ヶ月しか定住していないのに。