南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

自家製ソーセージ

ドイツとかだったらノーマルなんだろうけども、この国ではちょっと凄いと思う。黄さんの家で、ほぼ毎食現れた。自分でちょっと作ってみたんだけど、とかなり自慢げに笑顔で勧める。ソーセージとは言いがたい、何とも奇妙な食感で、どことなく酒粕の味がする。甘みの強い、そして濃い味である。そのためご飯が非常にすすむ。形状は太きソーセージを斜めにスライスしたような、ハムチップ(いやハムか)といった感じだ。いずれにせよ美味いし、手製というからには感心させられる。食後もときおりマントウ捏ねているし、どうやらあのあんまんも手作りのようだから、幅が広いようだ。おまけにべランダでは養鶏して、新鮮な卵を毎日得ている。ほとんど自前でやっていける。
さて今日は一日あけて、また黄さんが食事を持ってきた。私が食べている間もなかなか去らないから変だと思ったら、娘にもうすぐ子供が生まれるから鄭州へ行かなければならないという。子供ができると先はしばらく忙しい。私が帰国するまでに会えるとは限らない。つまりこれは別れの挨拶だったのである。もうこのソーセージも最後だったわけですか。もちろん今日の食事にも入っていた。甘さが染み渡るわ。風邪の身を案じて、ここ暫くお誘いを拒んでいたが、こういう結末があると悔やまれんでもない。まだ春節は明けていないし、食に困る日々は続く。
夜は西門の成都餐馆へ。そろそろ帰校する学生も出てきたので、学寮のある同地の食堂も一個ぐらいは、ということで開けているらしい。普段は料理の出てくるのが遅いくせに、この時期だけ何気に早かったりする。