南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

中山道鵜沼宿

近場の空白地帯を埋める旅。鵜沼はJR高山線では時折往来しているけど、降りてみた記憶はない。また、以前からやってる中山道企画でも寄ったことがない。

中山道

味美から名鉄小牧線で犬山。間内駅入場直前に一時停止。見ると西側が大きく開かれ引込み線が設けられている。間内駅周辺は近年改修され真新しい。つづけて高架化か待避線付きにでもするのだろうか。

犬山で犬山線に乗り換え。パノラマスーパーだった1800系が塗装を変え、準急に使われている。モノレールのなくなった犬山遊園駅は、急行も停まるのに寂しいかぎり。名鉄専用橋となった犬山橋を通行するのも初めてかもしれない。そして意外にも、その先は新天地だったりする。

新鵜沼に下車。JRと名鉄の踏切を渡ると、村國真墨田神社*1。これより、少し街道の香りがする道になる。国道21号を越え、幾つかの道標を経て鵜沼の宿場町に至る。しかし、21号の裏道として便利なのか、散策路に整備された区間も含め総じて交通量が多く走行が荒い。一時期は東海道有松宿も酷かったが、あれに匹敵する。先に愚痴っておくが、ホントに終始辟易した。

鵜沼宿

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町の東端、宇留摩庵町屋館(旧武藤家住宅)。入館無料で、宿場のあらましや当時の日用道具などを見ることができる。

通りの南側は、大垣城鉄(くろがね)門銘酒菊川の醸造が重文として遺されている。名古屋の四間道にどこか似ている。

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脇本陣二ノ宮神社。うだつが上がる造りの脇本陣も見学無料だが、地元民が屯していたのでパス。二ノ宮神社は見晴らしよく、木曽川の対岸まで見通せる。

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旧家の町並み。門前の水路が風情よし。

歩きながら南側を望むと、けっこう土手の上というか高い位置を辿っているのに気づく*2。建物の屋根ばかりで国道21号すら見えない。そして短い区間ながら案外落差がある。

古墳めぐり

前後するが、二ノ宮神社は古墳でもある。社殿下に石室を覗くことができる。

空安寺に隣接する円墳(現状)、衣裳塚古墳。造築年代など詳しいことは分からず、後述する坊の塚古墳に近いことや西側の突起から前方後円墳の可能性もあるという。小道を登ろうと試みるも、笹が茂り足場が悪いので諦め。

岐阜県下2位の規模を誇る、坊の塚古墳。こちらは3年前より大規模な発掘調査が行われ、天井石や壁面の葺石などが見つかっている。現在も墳丘の随所に発掘資材が置かれ、調査中。丘に登ったり外周を回ってみた感じ、正月に訪れた白鳥塚古墳と同じくらいの規模だな。しかし住宅地の真ん中にくっきりと浮かび上がる前方後円墳の形は、なかなか見事だ。

おわりに

帰りは鵜沼宿駅から名鉄に乗る。鵜沼宿は普通停車駅だが、毎時2本しか電車がない。ちょっと繋ぎに工夫が要る。運賃は往復とも450円。

おそらく今年最後の鉄路遊びになると思うので、思えば古墳に始まり古墳に終わる一年だったなと。

 

*1:一宮の真清田神社とは関わりあるのだろうか

*2:東海道呼続付近と似ている