南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

Colored Magic

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 本日、米国で初のBSEが発見されました。日本では既に見つかって一騒ぎ催しているのに、アメリカは比較的安全である、と以前から報道されていたのです。どう考えても変です。イギリスや日本では、あれだけ問題になった狂牛病。アメリカでもかなり研究が進行しているはず。それが、なぜ今なのか。自衛隊派遣じゃないが、なぜ今なのか、と問いたい。そしてその問いは、今筆者によって解き、いや書き明かされる。と大仰にのたまったものの、結論はもう表題に書いてある。順番に書いていくと、まずこれは「情報操作」だ。それも情報公開の宛て先は、食用牛の半数以上を米国からの輸入に頼る日本である。日本国の牛肉市場は、これから大打撃を受ける。では、この相手の市場混乱「ビーフ・ショック」を見たければ、もっとこの操作をはやくやればよいが、なぜこの時期か。それは、現在の米国の大事業を御覧下さい。イラク復興です。ようやく日本が重い腰を上げ、近々自衛隊を派遣することを発表してくれました。なんとしてでも、同盟国のわが事業への協力を取り付けたい、という戦略からここまで公開時期を引き延ばし、日本が策略に乗ってくれる瞬間を待ち構えていたのです。さらに、このクリスマス・イヴというのも、面白い戦略です。日本では、キリスト教の聖なる儀式ではなく、一年の中の楽しい行事であることから、牛肉の需要が増します。この最大値まで、感染牛を日本に輩出しておいた上で、「さあ、BSEが見つかりましたよ」と公開するわけです。そうです。ここがトリックなのです。モノの始まりは、すべての終わり。これから感染牛が次々に明らかになる、のではなく、案外ほとんど駆除されていて最後の一頭かもしれません。これで、表題の後半は分かりましたが、前半の「カラード」とは、なにか。それは、このマジックの目的です。答えは簡単。この有色人種め、さっさと自衛隊連れてイラクに来い!です。同盟国、先進国の仲間などと表面では言いますが、結局は「JAP」であり、「イエロー」なのです。有色人種、これでも食らえ、とばかりに感染牛を売っていたのです。科学技術と情報通の日本人も、ここまで深読みするかな?結:真偽の程は、今後のニュースを。【2003/12/24/PM】