南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

論争の中、新校舎ほぼ完成

Nanjai2004-05-01
 ≪滋賀県豊郷町豊郷小学校で、3月完成を目指して工事が進む新校舎の覆いがこのほど外され、完成間近の姿が現れた。新校舎は敷地東端に建設され、すでに保存が決定しているヴォーリズ設計の現校舎と、運動場を挟んで平行に並ぶ。(京都新聞2月23日付)≫、≪滋賀県豊郷町の豊郷小(堤清司校長)で建設中の新校舎が3月8日に使用開始となることが25日までに分かった。同小が、町教委から連絡があったとして保護者に通知書で知らせた。(同新聞2月26日付)≫。老朽化に伴って新校舎の建設を進める町長側と、有名建築家の設計である旧校舎で学ぶことの意義を訴える市民側の激しい攻防の中、一方的に造られていく新校舎。その様と完成した校舎の配置が、ひどくある事柄を思わせる。1910年日本が韓国を併合した際、ソウルの景福宮内に総督府を建設した。周囲の数々の遺産を破壊し、宮殿に平行するようにして建てられた。正面の威容を引き立たせるために光化門までも取り壊そうとしたが、柳宗悦(やなぎ むねよし 民芸運動家)らの運動により王宮の東側に移転になった。他国の文化的遺産をここまで崩す行為は、日本が起こした戦争の罪と言える。しかし国内では、未だに平然と文化遺産を無きものにせんと現代建築を押し付けている。これのどこが平和教育か。侵略戦争を頭から肯定し開き直る国のすることだ。幼い児童には総督府の罪は分からぬ。しかし、馴染みの教室を奪われる苦しみは、次第にハングルの授業を奪われる当時の朝鮮人たちの心だろう。戦前世界を建設している。結:豊郷の校庭に総督府が建つ。【2004/03/18/AM】