南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

仮想新聞シリーズ3:ケチャップ事件の被告少年が出所

GW最中の3日、02年東海鉄道ケチャップ事件で逮捕され中央少年院で保護管理されていた少年20歳が出所した。この事件は2001年秋、少年(事件当時17歳)が東海鉄道恵毛本線の走行中特急電車フロントに正面からケチャップを吹きかけて自殺事故を偽装したもので、少年自身は脇の畑に身を投じて軽傷。ケチャップを返り血と判断した運転士は慌てて急停車させ、後続列車等に大幅な遅れが出た。少年は当時の調べに対し、「東海鉄道に強い恨みがあった。迷惑をかけてやる為だけにやった」と話していた。本紙の極秘インタビューに応じた出所直後の少年は、「あれは若いときの出来心によるイタヅラだったが、運動神経も絡んだ力作。事件を起こせば自分も変わるが、鉄道の体質も変わっただろう。」と話し、自己反省と同時に、社会変革への自分の影響力も覗かせた。