両親と食事に行ったステーキ宮で、配膳ロボットがお冷を運んでいた。
テーブル脇に着くと「お待たせしました」と言ってお冷のコップや食器類を取らせ、客が該当テーブルの物を取り終えて”もどる”ボタンを押すと「ありがとうございました」と言って去っていく仕組み。注文の品を検討している最中に突然やってきて驚くも、瞬時に理解して2段あるトレーから自分のテーブルの個数のコップなどを取ってあげる。しかし”もどる”ボタンの位置が分からず近くの店員が操作してくれた。一度に2卓分回って帰ることができる有能なロボットだ。トレーは衝撃軽減仕様だが、ロボットは意外と速く動くので通路を行きかう人間と不用意に衝突しないとも限らない。実際食事中にニアミスを見かけた。接触回避能力はさほど高くない。
帰宅して調べたら、Softbank製のServi（サービィ）というロボットで、「serv（配膳）にi（愛）を」がネーミングの由来だそう。
www.softbankrobotics.com
熱々の鉄板ステーキを扱う宮では無人で料理を運ぶには使いづらいが、焼肉店等では注文の品を運ぶのにもどんどん活用されてるらしい。人型ロボットPepperくんが飽きられて見かけなくなった昨今、より生活向上に即すよう進化した製品が出てきているのだなと。
