南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

2024年の総括

今年は何といっても、これが一番大きかった。
jaike.hatenablog.jp
とりつかれてから丸6年、大半を拘束されてからでも3年は経ったと思われる9399がようやくプラスをもって処理された。5月から僅かな余剰金を運用して薄利を得ていたが、この資金解放は以降5カ月を大いに活性化させた。投資歴10年目にして過去最高の利益を生み出した。株式投資の当初の目標だった、月々の携帯電話代を払えるくらい稼ぐ、がこの5カ月間ほぼクリアされた。拘束解放以降に適用しようと思っていた、新たな資金配分と余力温存を、試行と調整に移せた。また、初めて年間利益10万が現実味を帯びたため、この12月は大納会まで達成に尽力した。そこは結局、クリスマスを過ぎたら年末まで利確は難しい、と経験で気づいており、再確認された結果となった。9399が嵩上げしてくれたとはいえ、5カ月で10万クリアしようと焦らず、来年は資金拘束を犯さず1年フルに稼働して達成したい。
もう一つの収穫は、クセの強い9399に代わる常用投資先として、ETFにチャレンジしたこと。とある銘柄のYahoo!掲示板がきっかけで知ったのだが、マーケット指標を取引するという形態に興味が湧きスグのめり込んだ。下がるときしか影響されない弱小銘柄には関係ない、と今まで滅多に留意しなかった日経平均(および先物)を初めて逐一チェックするようになった。今まで扱ってきた個別銘柄よりも、こんな分かりやすい値動きをするのか、と学んだ。また、夜間の日経平均先物をリアルタイムで激しく変動させる、米国の経済指標発表(同時に、ドル/円相場の動き)を随時気にするようになった。まだ指標自体を十分に理解はしてないが、影響を及ぼすものへの視野は確実に広くなった。取引のコツが読めてくると、上がっても下がっても稼ぎに繋がるインバースとレバレッジを、ときには昼夜で複数回転がすことも。ほとんど一日か二日で結果を出せ、捕まっても単価を下げれば半月ほどで脱出できる。9399よりはずっと健全な商品、小銭稼ぎのターゲットだと思う。難点はリスク回避で薄利を絞り出すことが多く、今後は収益性を上げていかないとな。
とにかく、この一年の手応えは大きかった。約10年間、巨大な含み損と膠着にめげず、余剰金の回転により取引感覚を養ってきた努力がある程度報われた気がする。一つの念願だった、利益による遊興費のPayPay移行もできたしね。
jaike.hatenablog.jp