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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封朱仙镇 开(启)封古城壁

河南旅游集

今回は千葉さんとK先輩と3人で朱仙镇へ行く。各々別の機会で镇の古跡は参観済みだが、今度はさらに農村地帯へ踏み入り、戦国時代の启封(开封の旧称)城壁(一部)を探す。これもやはりマイナー中のマイナーで、尋ね尋ね迷って探し当てた感動モノである。
朱仙までは先回の単独版と同様、9時半相国寺より発し、1時間程度。途中市区と县の境付近で西瓜の出荷渋滞に巻き込まれつつ、他を高速で補う。镇の南東端付近で下車。
县第二高中を過ぎると間もなく田園風景に。トウモロコシ、落花生、カボチャ、綿花、小麦等々北海道と変わらないような広大な農地を縫うように、舗装されているともいないともつかない道が続いている。正しいと思われる方角だけを頼りに、途中何寨村?を抜けて、古城村にたどり着く。村の名からして文物がすぐに見つかりそうな予感がするも、村民が意外と知らない。僅かな情報を手掛かりに少し戻って壁らしきものを見つけるが、川の堤防だったり、紫荆山の先祖の墓に遭遇したり。
堤防近くの村民がやっと確かな指示をくれて、漸く木々に包まれた城壁と石碑を探し当てる。ふっと見やれば、何寨小学の影が。古城村を基準にそこから外れないように捜し求めてきたが、実のところ何寨との境か差不多なのであった。
ともかくも、朱仙镇南東3km「启封古城」到達。現在西墙北端しか残存していないこの遺物も、一見すれば丘に等しい。が、仔細にみれば巧妙な構造を感じ取ることも可能。実際河南大学歴史学科の教授が調査研究に訪れることもあるらしい。傍らで農業を営む男性が西瓜を食べさせてくれ、暫し交流する。村民は割りと親切である。
目印になるものを探しながら、朱仙镇へと帰る。のどかな河南の農村風景、作物の緑あふれる畑。道一杯に広がる家畜の群れと干された麦穂。そして点在する人々は珍しげに我々を眺め、時に声をかけてくる。こういう旅も時には有意思。独りでなかなか行こうと思わないが、3人も居ると対話を他人に頼ってしまうから、実際自分で行ってみるのが良い。

(map:开封启封古城遗址)