南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

乗客の遺族および被害者には、ご冥福をお祈り申し上げます

尼崎の事故から丸一年。あの日も火曜日でした。始めはラジオから「踏切事故」と流れ、テレビをつけて、その無残さに唖然としたのを覚えています。通勤・通学の時間に、一瞬にして人生を絶たれ、あるいは歪められてしまった人々。私鉄との競争の成果ながら、速さと快適さ、便利さを売り物にしてきた快速電車が、命を運ぶという使命感を忘却してしまったことは大変遺憾であります。「ゆとり」と「競争」の狭間に立たされた快速電車が、快適さの中に安心感・安全性を取り戻して、二つの狭間でなく二つの両立に貢献する電車となっていくこと、その為のJR西日本の誠意ある努力が切に望まれます。
事故を乗り越えて快速愛好家であり続けたい南蛇井より