南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

随便に綴った話

インターネットの普及やワンバーの増加というのは、都市部の知識人階層やビジネスマンの情報交換、商機アクセスといった有益な面が表に出てくるけれども、地方における学校を出ても就職難な連中の不満発散、上から見れば目くらましのような役割を持つということだ。特に中国人というのは、ギリギリまでなかなかやる気を出さない人間なもので、食えればどうでも良いらしい。批判なしで。
まぁ大事なのは、共産党に抗うな、ということで。日本に居るときは非民主国家だの、歴史問題にうるさいの、公害真っ只中で生産した食料を売りつけてくるの、なんだかんだ言うのも一理あると思ってきた。が、実際にこの平原に住んでみると党国主義じゃないと一定の抑制が効かないトコロだということがよく分かる。特にこの開封という町は、中国の中の河南省の中でも異常にキタナイところらしいのだが、いかにも自己利益で気ままな連中だと思う。これらを一本の綱でリードする力というのは、明らかに民主主義ではない。
俺はオリエンタリズムは捨てる気はないが、党国国家から民主国家への転換を導くというような諸外国の意図は無駄だと思うよ。
それよりも、庶民が最大限人間としての快適な生活を送れるような環境を、地方の末端から地道に起こしていくほうが効果がある。オレンジャーなんかいい感じで。