南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

つくづく…

人の死って、ホントに呆気ないものだな。

なんか、絶対外れる筈のないと思っていたブロックとかピースとかが、何の気なしにポロッと抜け落ちるように消えていく。まあニュースとか追ってみているせいもあろうけど、一著名人の急逝にこれだけ喪失感を覚えたのは初めて。まるで遺族のような気分。というか、正直実感わかない。これだけ追悼コメント溢れてるのに、まだどこかで生きているよな錯覚が続く。テレビの人だからかなぁ。

深夜にそっと追悼特別番組をかいつまんで観たけど、やっぱり弔辞は盟友の加藤さんでしたね。事前に速報で聞いたほど涙声な風ではなかったので、まだ志村さんの亡くなった実感がわかず半信半疑なまま読んでいるのだと感じた。コロナのせいで死に顔も拝めず棺を見送ることもできず、本当に誰もが志村さんの死を確かめることができぬまま欠如だけを認めさせられている感じ。