南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

年賀状が

見直されるというより、真価を発揮する年になった。人の移動が好ましくない現況は、交通が未発達で不自由だった時代に整備されて存在感を示した郵便システムの、再び脚光を浴びるチャンスとなる。様々な電子システムよりも、直接会うことの次に密接な人的交流というべき文(ふみ)の交換が、現代において人心を結ぶ最良手段となる。今年は皆マスクで顔を覆い社会的距離を保つことが推奨され、群れてきた人類がはじめて極端に個で生きることを強要され試された年でもある。コロナ感染者以上に、著名人の自殺者が目立った年とも思える。たとえリモート会議など画面を通じて対話できたとしても、人同士が直接会う感覚に敵うものではない。直接面会の不自由さを未だかつてないほどに味わった我々が郵便に託すものは大きい。ぜひとも小さな紙片に自らの温もりを載せて、親しき人に届けてほしい。

id:Nanjaiは例年どおり年賀投稿を行います。(準備済み)