2021年より本格始動した郑州地铁3号线。ということは、この年6月の豪雨災害には遭ってるのか。そいえば開業自体は既に報告してたな。
号数は3だけど、開業順としては1、2、城郊、14、5に次いで6番目。現在のところ、市中心部をL字を描くように貫いている。国鉄の線路と緩やかに並行しているのも特徴。ラインカラーはオレンジ。黄色の2号线と混同しないか、接続駅の东大街では困惑と混乱が懸念される。
この2017年で既に建設工事真っ只中だった。はからずも、このとき歩いた东大街から文庙までがちょうど一駅分になってる。
路線や駅名を眺めるとなかなか面白い。
香港みたい
王砦(Wangzhai)站。響きが湾仔(ワンチャイ)を想起させる。まあ、id:Nanjaiも南寨(Nanzhai)と当て字するつもりですから。
タイムスリップできる
西周(紀元前1045年-紀元前771年)と東周(紀元前770年-紀元前256年)に行ける。また、西周と東周の間は最大300年くらいあるのに、数分で移動できる。そういうの意識したアートやモニュメントを両駅構内に設けてほしい。また、東周の都は洛阳(洛邑)なので、小洛陽みたいなのを作ってもいい。
女性優先車両を導入
一年ほど前のことで、現況は分からないが。
女性専用車両じゃなくて、優先であるところに好感が持てる。男性を締め出してないけど、可能な限り譲りなさいよ、っていうアナウンスに聞こえる。私の無知かもしれんが、中国では聞いたことないシステムなので先駆的。
駅構内の天井装飾がどぎつい
現代アートというか、幾何学アートというか、結構どぎつめの装飾が各駅施されている。まるで旧ソ連圏で次々と建設された地下鉄の絢爛なシャンデリアや、平壌地下鉄の巨大な壁画に倣ったかのよう。北朝鮮に寄り添ったのかな。
墨で大書された駅名表示は健在のようで、擦れも味あって好きだなぁ。直に見てみたいので、限られた時間で効率よく試乗できるよう、今から経路を入念に練っておこう。