無轄区もありそう。
素朴な疑問
蛾やガンネンなど、灯火に集まる夜行性の虫は太古の昔何に群がっていたんだろう? 人工の灯りほど明るいものはなかったはずだが。
一昨日夜の料理中、いつの間に入り込んだのか一匹のガンネンが室内で暴れ出した。ハエ用殺虫剤をかけ叩きのめそうとすると、どう血迷ったかエアコン内に逃げ込み脱出できず機内をブンブン。上昇する習性があるのか、送風口からは出てこない。エアコン稼働させなきゃまず出れないだろう、とそのまま一晩もがかせておく。昨夜もコソッと動く気配あったが、封殺された模様。ただ就寝中いちど鼻先をブンッと何者かがかすめる感触で目が覚めたので、脱出できた可能性も否めない。今日エアコンつけたときには何も出てこず、照明つけても暴れ出す者はなかった。次エアコン掃除するとき屍を見つけるかもしれない。
河南省行政区画変更チェック2021
また暇に任せて省内全市ひととおりチェックしたら、3件見つかった。
まず、洛阳市。县级市の偃师市と孟津县がそれぞれ区に昇格(いずれも2021年)。洛阳に县级市はなくなった。偃师の二里头遺跡は第二次洛阳編のコンテンツでもあり、ちょっと目を引く。地下鉄開業と同時に延伸先を市域に包含しておこう、って目論見かな。目覚ましい成長ぶりが窺える。
つぎに、周口市。こちらは2019年6月に淮阳县が区へ昇格。2017年の周口-驻马店編ではまだ县だった。この場合は区制半年後に開業する郑阜高铁が域内を通ることによるものだと思った。果たして淮阳南站も設置されている。市区近接的には商水のが先に施行されると思ってた(县政府は市区内にある)。淮阳吸収は観光資源も目当てかな。
何にせよ、交通の発達は都市領域の拡大に繋がり、一地级市に占める市区の割合も増す(区制加速)。実際にはただ行政区画が変更されるだけで、いきなり開発が進んだり都会になったりするわけじゃない。中心部を外れたらまだ当面は片田舎に過ぎんよ。