南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

建国記念〔の〕日特番1(ハテサテ)

Nanjai2004-02-11
 ★本日は小泉総理の靖国弁解を中心に書く予定だったのですが、建国記念の日にふさわしい出来事が相次いだため、特集を組んでみました。★
 個人的趣味から自転車で愛知県西部方面へ外出しました。稀に見る家庭の日章旗はいつも通りだが、大型SCの表にまで掲げられているのは、法制定の効果あり、という感を覚える。国旗・国歌法の成立は、国家としての常識であると明言しておく。過去の侵略戦争を思い起こさせるからとか、国体の再出現だとか、徹底的に反論したところで、国旗及び国歌は日本の歴史を語る上で欠かせないものであることは万人の認めるところである。これって文化だろ。歴史の染み付いた国の宝を放棄して、新しい国旗を作り、国歌を編み出したところで何の重みがあろうか。今あるものを大切にしないで、何でも新しいものを求めるのは今の時勢に合わんぜ。国旗国歌法反対派は、過去を単に忘れ去ろうとする行為を「反省」と呼んでいる集団であろう。更に一つのものを国全体で大切にするということは、そのまま統一精神の向上につながる。よって法律化が単に有害とは云えんだろう。強制が共生を生み出すこともあるのだ。
 あれ、話が国旗国歌法に突っ込んでいったらしい。まぁちょうど良いか。その外出途中の出来事。名古屋市に隣接するN町の商店街に万国旗が吊ってある。ちょうど運動会の雰囲気を思わせる。以前、≪おとなしくて成績のよい中学生が体育祭の前日、同級生に椅子を投げて怪我をさせた。同校の教員はなぜそのような事件が起こったのか、検討したが分からなかった。事件の経緯は同級生らが前日に吊るされた万国旗をみて各国の旗の格好良さを言い合っていたが、その中で日本国旗が話題にならなかったことに腹を立てたためだった。≫というネタで小説を書こうとしたことがあった。そんなことを思い出しながら眺めていて、ふとギクリとした。日本の海軍旗があるではないか。誰でも多分一度は見たことがあるだろう。あの太陽の様相を思わせる戦前の旗である。一般の万国旗でこんなものは見たことない。マケドニアの国旗かと思ったが、赤のラインとラインの間は黄ではなく白であった。紛れもなく海軍旗である。N町の商店街運営者はこの事実をご存知だろうか。それとも万国旗には必須だったりして。有無、謎である。結:日の丸も海軍旗も同席とは、日本の存在感を主張したいためか。【2004/02/11/PM】