《イラク日本人人質事件で心労の深まる３人の家族に、心ない中傷や嫌がらせが追い打ちをかけている。無言電話や「自業自得」と書かれたファクスなどは１３日までで数十件。家族は留守番電話にするなどの対応に追い込まれ、警察は不測の事態に備え実家警備を強化した。「傷ついている人になぜそんなことを」と憤りの声が上がった。（共同通信）》日本人らしい現実ですね。私に言わせれば、こういうのが平和ボケです。日本国内にいて、自衛隊派遣に反対したり、イラクという危険なところに行って拘束されたりするのを自業自得だと非難する。政府に迷惑かけた奴が悪いと非難する。まるで日本国土は陸の孤島であり、だれも侵略できないと思い込んでいる。彼らこそ小泉総理のビジョンを知るべきだ。テロと戦う覚悟とか、自分の安全を自分で確保するという自覚は、国内にいる人間ほど持つべきものだ。今年の１月ごろだったか、イラクに自衛隊を派遣すれば、東京の中枢を攻撃するという声明を発表した組織があった。これにも日本人の多くは現実味を感じていない。ところが、現実には中国人活動家が尖閣諸島に上陸するのを防ぎきってはいないし、朝鮮による拉致も解決しないばかりか、まだ継続している可能性が高い。身近にいえば、麻薬・覚せい剤の密売などを阻止しきれているか？自分で自国も守れない人間、自分で自分の安全を確保できない国民が偉そうに人のこと言えるかどうか考えてみろ。地球規模で見れば、日本の安全は当然ではない。むしろ簡単に破れる。結：それとも米国様々に日本国民ひとりひとりまで守っていただくか？【2004/04/14/ＰＭ】
