南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

今週はMEFを征服

MEFというのは、滑りやすくて軽い軸種のことで、長くて0.0005kg(0.5gって書きたいけど量るときはいつもkgなんで)重いNEFと区別している。これが今まで本当に扱いにくくて、何度も機械を止める憂き目に遭わされた。NEFからMEFに切り替えられると、いつも憂鬱な気分になったものだ。軸が扱いにくいだけでなく、原軸の容器にはビニール袋が張ってないので、稼動中に次の製品入れを準備する段階で張らないといけない。また数量も4千と多いので、1ケースの時間がよりかかる。とにかく毛嫌いし続けてきたMEFだったが、先週からある攻略法を試みていた。それは原軸ホッパーを常に満タンにしておくこと。2センチでも水位が下がろうものなら、小まめに足していく。これによって検品をより落ち着いて処理できるようになった。また検品を片手掴み基本とすること。両手で持っても検品する時間がそれだけかかるのみ。片手でもって、一瞬で検品して箱に入れたほうが意外と早く捌けることが分かった。この2点によって、あんなに焦り狂っていた自分が信じられないくらいに余裕が出てきた。箱の準備をしていても、そんなに慌てない。スタートチェックも片手間でできる。鼻歌を歌っても雑念をしても怖くない。しまいには、片付けや伝票記入をも稼動中にしているほどであった。これが本当の、「慣れた」なのかもしれない。あと3週間もないのにな。