熱田球場で行われた母校中村の第一戦は、岡崎北に1-8、7回コールドをもって敗れました。
相手校のレベルを全く知らず、互角にいけると臨んだものの、予想外の完敗。
まず試合前練習から、気迫が若干違った。相手校も良かったが、いつも和気藹々とした中村に心なしか覇気が足りない。だみ声が響くだけでどこか上ずったような感じがした。それはプレイにもあらわれ、試合中の声かけが乏しく送球も乱れたりして、とにかく中村らしくなかった。鳴り物入りの声援が出来ないのは私も残念だし士気が上がらない一因かもしれんが、チームプレーは練習の成果のはずなので緊張なのか普段から足りないのか。
中村のピッチャーは悪くなかった。不思議な投法の先発も二番手も良い球投げてた。牽制球も良かった。逆に相手投手のが序盤四球が目立ち、出塁して得点を狙える機会もあった。ただ、クリーンヒットは内野好守に阻まれ、なかなか打てず焦りはあった。そのうちに相手が中村のチームプレーに脆さを見出し、長打なくエラー絡みで得点を重ねていった、というのが概観だ。最後にランニングホームラン?をやられたのが一番効いたな。7回、2点とってコールド阻止を目標に、ノーアウト満塁にしたときはマジで涙腺疼いた。どこか盛り上がりに欠ける試合で初めて、本気で拍手したね。見せ場つくってくれんじゃんよおぉ! 投ゴロゲッツーのあと内野安打で1点もぎとり、最後の打者も投手に処理され、野手抜くの難しいし相手先発が投げきってるからピッチャー返しで狙ったな。執念の零封阻止、一丸となれたそのひと時に感動した。毎年試合を見るたびに、結果がその年の実力だなと思う。取れる点はなくても、抑えられた失点はあった。9回まで戦える展開にはできたろな。まさに最後諦めないドラマを繰り広げたので、精一杯はやれたと思う。
愛知時計120スタジアムって県下でも状態の良い球場だと思ってたけど、庇一切ないんだね。せめてバックネット裏ぐらいと高くくって行ったらカンカン照りでベンチも尻当てられないくらいアチアチ、GW以来の二の腕焼きだわ。またスコアボードもアナログで選手名や安打数は出ないし、加点もぎこちない。
コロナ禍の蔓延防止下ということで、入場者に観戦位置(ベンチ列等)を申告させるようになっている。帰り際に席位置を記入して提出。入場制限にもかからず、観戦できるだけでありがたい話。
今年の甲子園テーマソング
試合の前後に流れてて好感だった。3年前の中村快進撃で聴いた、嵐の「夏疾風」を思い出すね。
ひとりじゃないから 奇跡もつかめる
まさに今年の中村球児にぴったりなキーフレーズですね。
通算球場観戦成績
4勝4敗、オッ五分だ。各年の勝敗数と球場別試合数。あくまでも観戦回数であり、中村の全試合数とは必ずしも一致しない。
2016 1勝 春日井1
2017 1敗 小牧1
2018 3勝1敗 春日井2、小牧1、岡崎1
2019 1敗 刈谷1
2021 1敗 熱田1