南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

山口vs北九州

夏の企画を練り始めた。(記事作成時の5月中旬現在)

jaike.hatenablog.jp

北九州(福岡・佐賀・長崎)は18きっぷシーズンにやりたいと思ってた。それは復路が在来線(山陽本線)ぶっ通しになるからだが、往路についてはFDA、新幹線、夜行バスの3案浮かんでいた。それが先の新潟で夜行バスに限界を少し覚え、朝一有効活用できるにしてもしんどいかなと。

個人旅行での九州上陸は悲願だし(家族旅行は先例あり)、できれば長期休暇にやりたい。でも今回はちょっと行きたいところを集められるエリアを選んでみた。

北九州から欲かいて追加したいと思ってた、山口。高校の修学旅行で逃した岩国錦帯橋、母の高校修学旅行で行ったという萩や秋芳洞など、興味ある名所が九州よりも凝縮している。とりあえず、下関、岩国錦帯橋、萩、津和野、秋吉台を全部詰め合わせて4日間で巡れるよう練りに練った。とくにJR線からバスを要する秋吉台の調整が難儀した。まるで山陽本線山陰本線を縦軸、山口線美祢線を横糸とするあみだくじのように、何度も右往左往して時刻表を調べまくった。結局キーとなるのは山陰本線の使い方かな。そこが急にうまくいったと思ったら、あれだけ時間に窮していたのになぜか余裕ができて湯田温泉に寄れたりしている。プランニングで感じたことは、山口意外と広いな、と、ローカル線の本数限られ過ぎ。新潟のときもだけど、計画練るだけで山口の地理を随分と勉強になる。

ちなみにアクセスについて。18きっぷ5回分と日数を考えた結果、往路は大阪(泉大津)~新門司の阪九フェリー、復路は18きっぷを最終日めいっぱい使って辿り着ける岡山からの夜行バスとした。工夫すれば往復どちらかで尾道に立ち寄れるかと思ってたけど、帰りに広島城寄って広島焼食べるのが関の山っぽい。

こうして散々苦心して編み上げた、山口周遊プラン。しかし、お盆休みの最繁忙期に往復とも予約を要し、また船中・車中泊するのは重い、ということで見送りになった。つまり、これだけ書いといて山口はダミーです。コンセプトは変えないで一地域の見所詰め合わせプランを同じように立ち上げ、6月下旬に予約等を済ませた。距離感覚的には、一昨年「信濃路の旅」や昨年「紀伊半島一周の旅」と大差ない。ヒントはこれくらいにして、決行したら明かす。