週末の家事や散髪に押されつつも、好天に出かけないのはもったいない。鉄旅アイデアを生み出し過ぎたので、消化がてら半日プラリとする。
レイルラボで見る今日のトリップ
ほぼ乗り鉄目的の設計で沿線歩き等はなし。名鉄豊川線をいかに効率よく乗るか、に特化しただけ。名鉄名古屋本線、同豊川線、JR飯田線の3辺で構成される三角形を、運賃を抑えて乗ること。それには名古屋豊橋往復を、名古屋本線で完結してしまう名鉄の「なごや特割2」より、飯田線まで有効なJRのきっぷを活用するほうがいい。じゃあ名鉄線は豊橋~国府をきっちり乗るのかというと、これも飯田線に頼って小坂井まで乗り、小坂井と伊奈を徒歩で結ぶという妙ちくりんな行動を採る。名古屋本線も東岡崎~豊橋は未だ乗り通してないのだけど、一度パノラマスーパー展望席で意気揚々と完乗したいこだわりがあるんよね。
暇つぶしんかんせん
名古屋から新快速に乗り、飯田線との時間調整で、蒲郡から普通に乗り換える設計になってた。ギリギリまで幾つかのプランを迷って時間が押し、新幹線で圧縮移動に変更。この新幹線変更券400円は、新幹線ミニ旅を気軽にする。上り15番線に団体向け新幹線の掲示が出ている。ツアーか修学旅行かな、と待っていたら、14番線でひかり乗車後に入場、車窓ごしに利用者の姿は見えず。やっぱ新幹線はホントに快適だね。僅か20分足らずのコーヒータイムながら、ついそのまま東京まで乗っていってしまいたくなる。しばしば乗るせいか、在来線とは異なる車窓を落ち着いて見られるようになった。大府の丘陵地を抜けるときに見える、球場のような建物。あとでゴルフ場(ゴルフ俱楽部 大樹)と知る。また蒲郡付近では、竹島やラグーナの観覧車も望めた。豊橋手前では在来線より海側を走るので、JR線と名鉄線が集結する平井信号所は望めない。
豊川にデルタを描く
先日の豪雨で氾濫災害を起こしたばかりの豊川。今回の沿線とは関係なく、また河川デルタじゃなくて鉄道線が三角形を描くだけ。さておき、
小坂井から伊奈
飯田線各駅停車で小坂井駅。この辺り、「しゃもじ」とか「こざかしい」とか「おだぶつ」とか、いじり甲斐のある駅名が目立つ。ローカル無人駅のわりに、小坂井駅構内は広め。衛星写真で見ると、かつて名鉄線とJR線を連絡していた小坂井支線の痕跡が判る。その支線跡を遠巻きにして伊奈駅まで歩く。渥美チャリン行で走った旧東海道筋が直近を通っており、小坂井の踏切はすぐ目に浮かぶ。敢えて懐かしみには行かない。
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県道384号線(平坂街道)は路肩僅かなうえに車の往来激しくて辟易。名鉄線路伝いに伊奈駅も見えてホッとする。橋上駅に上がったとき、豊橋の到着時間的にパノラマスーパーと遭遇しそうだと思った。ホームに降り立った瞬間、思惑の列車が通過していき撮りそこなった。伊奈駅では通過・停車問わず構内放送が一切ないので、唐突に入場する。豊橋発着は特急のみと認識していたが、一宮行き急行も豊橋からやってきた。
豊川線
三河国分寺方面を望むつもりで進行左手に座るも、何も見えず。八幡駅前に巨大なイオンモールがあり、線路際の駐車場からショッピングモールの建物が遥か先に見える。諏訪町から豊川稲荷まではオーバーラップして完乗。
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JR豊川駅にていなりんと再会。改札正面に出迎えるお狐さんはホコリまみれで惨めだった。また、西口階段上の赤い骨組みは鳥居をイメージしたものだよね。
列車行き違いの関係等で、いつも豊橋到着が遅れがちな飯田線が珍しく定刻となり、4分間の特別快速乗継に間に合った。もっと余裕ある設計を求めたいが、新幹線とはうまく合わせてるらしい。こちらも快適に転寝しながら帰った。飯田線を活用する往復きっぷ利用のため、豊橋駅で改札を出ることがない。豊橋鉄道の完乗とカレーうどん再会は、パノラマスーパーんときまでお預け。
終