覚えていますか?昨年のマイブームだった、ビャンビャン麵。
ちょうどこの頃、イオンの店頭に乾麺が売られているのを見つけ、感激しつつマークしていた。
どこのイオンにもあるわけでなく、あちこち確かめた限りでは開業したばかりのそよら上飯田にしかなかった。購入は今年2月。ちょっと気合が要ると思って、そのまま食べずに今日まで温存していた。
平たい麵であることすら失念してた。烩面よりもずっと幅広。薄い短冊とか木簡を思わせるような乾麺が袋から出てきた。重なって張り付かないよう、熱湯へ一枚ずつ投入する。鍋底を覆ってしまうからか、沸騰した泡が激しく噴いて爆ぜる。8分はテキトー。
タレの香りは、ときどきAmazonで買う方便面と同じ中華調味。日本の製麺会社製ながらそこは信頼できる。本場西安のビャンビャン麵を知らないので、具材はあり合わせを炒めてのせる。こだわるなら、青菜はチンゲン菜がいいよね。(今日は小松菜)
底に溜まったタレをしっかり混ぜ合わせて食べると、濃厚な味わいが広がる。麺も意外に厚みあってモチモチと弾力ある。ビャンビャン麵を知ったときは同じ西安名物の凉皮が思い浮かび、上の写真なんか一見凉皮そっくりだけど食べてみると全然似つかない。また、帯の面は平らで波打たないのも烩面との違いか。本場ではないにせよ、一度食べてみると知識や憶測の及ばない発見がある。
今日みそきん目当てにセブンイレブン寄ったら、「ビャンビャン麵風担担麵」なるものが売ってた。ひと様が一念発起してビャンビャン麵を食おうと思ってるときに、カップ麺で変な誘惑しないでほしい。このビャン担麺もそのうち試そうかな。