南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

愛知(一)から(九)めぐり

最初の着想は、三重県のJR六軒駅を思い浮かべたとき漢数字を含む駅名を一から九まで順に一日で辿れないか、というもの。三重県はとくにJRのが多かったので青空フリーパスを軸に集めていって、一日に収めるべく時間調整等を考慮して近鉄を交えて一応成立した。成立はしたものの、起点が津市の始発になったり終着でも名古屋には帰れなかったりと実現性が乏しい。地元愛知でもできないかと弄ったら、ずっと良心的な時間帯で難なく成立した。ほぼ名鉄のみで集められ、しかも尾張地区をほとんど逸脱せず広範に動く必要なく収まった。さらに、三重県では叶わなかった、全て一文字目に漢数字の条件をクリア。もともと休日ダイヤで設計したものを、急な平日休みに実施すべく修正した。まぁ通勤時間帯をチョロっと弄っただけ。
鉄道乗車記(鉄レコ)「2023.10.20」 乗車距離272.7km by Nanjaiさん | レイルラボ(RailLab)
名鉄まる乗り1DAYフリーきっぷ3200円を購入。名鉄の1日フリーきっぷはいつも割高に感じ、こんなネタでもなきゃ利用しない。新春版は安めなので時折使う。開始早々、枇杷島分岐点で数分の遅延が発生し名古屋本線は10時台ごろまで幾分ダイヤが乱れていた。とくに一ツ木駅は折角のなのに次の乗車を気にして慌ただしかった。以降はイイ感じ。

前半戦(一から四)

駅名板だけじゃつまらないと思って、

愛環四郷駅からの眺め

五・六・七が比較的まとまって所在し、3駅を一時間で移動できることも幸いした。フリーきっぷを有効に使うべく、八は豊川線八幡駅を選びかけるもこの往復は案外キツいと知る。

後半戦(五から八)

愛知県唯一の難点は、九のつく駅が存在しないこと。かつては犬山線上小田井と西春の間に九ノ坪駅があったそうだが、まさか廃駅跡を訪れるわけにもいかない。頭文字へのこだわりも込めて、ちょっと愛嬌でお許しを。

朝夕は通勤ラッシュの波に揉まれ、特急列車では大きなスーツケースに挟まれ、夕方は雨。新たな乗りつぶし区間もなく、昼飯も途中下車の楽しみもなく、並べた駅を順に辿るミッションをこなす。自分でも特異だなぁと思いつつ、また暇があったら、同じ名鉄で別のアイデアを試そう。