南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

終学と今後

いずれこの日は来ざるを得なかった。何も語らずには家を出ることもできない。
大学を出ただけで、何のとりえもない自分が就職してなんになる、適応性もなくてすぐに辞めるのが落ちだ。あるいは、大学で一匹狼的に過ごしてきた自分が、突然自分を押し殺すような生き方に切り替えられるはずがない。そう考えて就活は一切しなかった。3年次末期から、方向性に悩んでいた。自分の研究していたものが大学の考え方というか学術的な方向にマッチしていなくて、卒業すら不安な状態にあったとき、その後など考えられるはずもなかった。そのなかで編み出したのが、1年半から2年アルバイトをして資金を稼ぎ、中国に語学留学しようという計画だ。かつて幾つかの旅行をしたときのように、完全に短期的な金稼ぎを目的とするならば、自己否定はできる。1,2年やれば慣れるだろう。中国留学の目的については、あとで"ほんねとーく"にて述べる。
中学時代から、なぜ自分が勉強が好きで高校や大学に進まねばならないのか、なぜ自分は道をはずすことができないのか、悩み続けてきた。大学を出たら、単調ストーリーで企業に就職することがイメージ化され、フリーターニートやホームレスになることなどは誰からも望まれない。なぜ望まれないものになってはならないのか。自己責任でそういうものに埋もれてみたい。人生を爆破してみたい。そういったことを妄想しながら、思春期以来ここ10年近くを生きてきた。北朝鮮などのアウトロー国家を軸に国際関係を考え、非行問題や底辺層に生きる人々を密かに研究してきた。でも結局、それは非人間的な考え方だったかもしれない。だから、ここで一つ区切りをつけて、少し人間的になってみようと思うのだ。人間的な変な人間になろう。
「就職」という語に日々圧迫され、自分の意見を語ることが出来なかった。学友には前々から漏らしていたことだけれど、家族にはほのめかしもしなかった。今夜、ついにそれを説明することになった。明日が一家の新年会だったことも、両親が聞いておきたいと思った一因であるだろう。それぞれにかなりの議論はあった。
だが、大筋で認められ、半年で準備して行け、となった。時間が勿体無い。なぜもっと早く相談しなかったのかと。けれど、学費はもぅここまでで充分だというのは自分も自覚していたから、これ以上の援助を得ようと思わなかった。ゼロから始めれば良いのだ。
さて、今後の予定である。早ければ来月から定番作業のアルバイトを決めて資金づくりを開始。現在の貯金が30万で、週5日働いて一日7000円として単純計算すると2〜8月で約80〜90万得られるから、合わせて100万強となる。9月は入境や事前準備のため働きづらかろう。10月始業としてもその前1ヶ月は余裕を持ったほうがいい。申込手数料が安い4月までには希望校を決定し、その大学の資料を取り寄せねばならない。それ以前までに幾つかの留学斡旋企業を2,3社廻って、仲介する会社を選択する。週2日は中国語の学習日にして、できるならエクステンションカレッジなど利用できたらとは思うが、その辺学費はどうよ、って感じだから独学になる可能性が高い。そして、出国までに中検3級突破とHSKを受験しておきたい。HSK結果が必要な大学かもしれないからね。留学先候補は先述のように蘭州か河南を第一として、まだ仲介会社によって提携する大学が異なるだろうから選択肢が広がらないとも限らない。まぁ当初の計画より準備期間が縮まっただけ、戦争が過酷なものとなりそうである。