南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

自分の生産に関わったものが店頭や紙面で見られる感動(off)

日経に、フリクションボール増産の記事が載っていた。これはうちの特印加工課で、ペン軸の表面印刷を24時間稼動で量産している。表面ががさがさして滑りにくいので、逆に扱いにくくもある軸種だ。私はこれの機械についたことはないが、同じ派遣会社からの相棒がこれに従事している。日経の記事なんて、と思っていたが、随分と身近なものに感じた。
帰宅時に、修正ペンを買おうとコンビニに入った。同じ棚に、たった今自分が印刷加工してきたペン軸そのものが、マーカーとなって売られていた。思わず製造記号をチェックしてしまった。まさに、さっきまで伝票に記入していた注番とほぼ同じである。海外向けの輸出用も多いのだけども、国内でもちゃんと販売されていた。これが自分の手で転がして検品したペン軸かと思うと、シワないだろうな、とまじまじと見つめてしまったりする。