南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

『地球の歩き方』最新版(’17-’18)

河南省の掲載都市は相変わらず、郑州,开封,洛阳,安阳,登封の5都市。郑州市域内の一県級市にすぎない登封が少林寺のために1項目使われることに、未だに違和感がぬぐい切れない。これが華北地域特化版だったら分かるんだが、中国全土を網羅している奴だから余計あつかましい。2回も行ったところだし印象も悪くないからあんまり糾弾したくないんだけども。河南には取り上げてほしい都市がほかにもある。一番推したいのは南阳かな。1都市で5個以上スポットを集めれば載せられそうな気がする中で、俺は市内で5個集められる自信あるもんね。南阳は河南で最後の秘境になると思う。高速鉄道が敷かれない観光都市という意味で。最近、开封帰郷旅行を設計するにあたって、驻马店編以外に南阳第二次編もありだなと考えることがあった。南阳第二次編はその広大な市域に点在する地方スポットを巡るコースで、南阳を推奨する際のバリエーションを広げると思う。ただ、驻马店編よりも开封や郑州へのアクセスに難があるので、今回は敬遠になるだろう。次回の合肥入境で宁西铁路から攻めてみたい。
开封の項では、「朱仙镇岳飞庙」が登場していた。近年开封县から开封市祥符区に昇格?し近郊っぽくなったことから、足延ばせるように勧めるんだろう。あと、郑开城际铁路の宋城路站がアクセス欄に出ていた。高铁の开封北站はなし。ちょっと先を越されている感じが癪だ。
一時期閉鎖されていた郑州の二七塔が再び内部公開(無料)になっている。改装したんかな。

肝心の武汉に関する情報は、とくに目ぼしいものはなし。最終日は少し観光できるかもしれんね。