南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

耳掃除

一か月ほど前から両耳に耳垢が溜まったような違和感を感じ、竹の耳かきを買って掻いてみた。もともと幼い頃母にとってもらい痛くてしょうがなかったトラウマもあり、年に一二回くらい気になったときしか触らないうえ、利き手の右は何とか取れたものの不器用な左手では痛いだけでちっとも垢が取れず逆に雑音を強める羽目に。もはや、あくびやしゃっくりをするたびにズシンズシンと反響するような詰まりを覚え、どうにも我慢ならず耳鼻科へ赴いた。

一人暮らしで初めて転居先の医者に診てもらう。口コミなどで、「待ち時間が短い」「たいてい1日で終わる」など評判の耳鼻科を選ぶ。内装のわりに医療機器は古めな感じもしたが、何より驚いたのは受付と診察の迅速さ。ホントに待ち時間が短い。治療も瞬殺。痛いと思う間もなく両耳の耳垢を除かれ、耳穴に塗られた薬を3分間乾かして終わり。医院に入ってから出るまで僅かに15分足らず。医師はあまり親身なタイプではないが的確に素早く治療をこなすことで、評判を得ているのだろう。左耳だけを説明したのだが、ささっと右も調べ洗浄してくれた*1うえ、「鼻喉は問題ないですか」とさりげなく一言。なかなか好感だった。

独居で医者にかかるというのは暮らしていくうえで大事なこと。また、派遣会社の健康保険証を初めて行使した日でもある。

*1:右は自分で取れたと思っていたので、埃ぐらいの垢が出たのには正直驚き