南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

石碣村

石碣(Shíjié)村(せっかそん)。水滸伝における、阮三兄弟(阮小二、阮小五、阮小七)の郷里。

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以前に九天玄女調べたとき、なぜ環道村を探さなかったかなぁ、と思って昨日寝る前に取り掛かったら不意に石碣村が出てきた。山东省东平县にあるという石碣村景区の画像がすっごく綺麗だったので、感動と興奮で眠れなくなりかけた。

阮氏三雄的家乡——东平石碣村

あぁ、眺めてるだけで癒される…

水滸伝テレビドラマの登場シーンで阮小七が高らかに歌う漁歌の出だしに、石碣村が入ってるんだな。

科学网-游东平湖石碣村景区-张中欣的博文

爷爷生在石碣村!禀性生来要杀人!…

この歌の響き、結構好き。あと、白日鼠白胜が酒桶の天秤担ぎながら歌う囃子も好き。いずれも声音が似てるので、ドラマでは地声じゃなくて吹き替え(口パク)なんだと思う。

詳しい場所は、山东省泰安市东平县旧县乡北吉城石碣村景区という。

东平湖の北端にあたる。梁山县や东平县城とも大きく離れた、やや辺鄙なところに位置するのでまぁ実際には目指さないと思う。近隣に水滸伝スポットが散在しているほか、曹植の墓があるぞ?

けども、郑州と济南を結ぶ郑济高铁整備にあたり、河南と山東の間で争われた建設ルートで河南案が採用されたことは、濮阳に鉄道を通せた上に、こうした东平湖沿岸の景勝保全にもつながって一挙両得だなと。

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