なんだそうである。河南大学の留学生寮。学食より自炊のほうが割安かどうかは分からないけれど、たまには近所の八百屋さんで食材など買ってみたいじゃないか、とは思う。日本ですらやったことないくせに。
やっぱりいろんな国からいろんな性格の人間が来てるから、火使うと家事じゃなくて火事出す輩もいると心配なんだろう。でも文明的な国からの留学生を受け入れるんだから、そんなことあるわけないじゃないか、というのは超差別的であるから良くない。よくアジア諸国へ留学しながら、日本の優等さを懐古したり、演劇や舞踊などの文化をオプションで学んで、収穫として帰る学生があるが、そういうオリエンタリズム的な留学というのも考え物である。やはりアジア人として共に前進するためにも、短期であっても現代的な諸問題について活発に論じ合ってくるのが適切だと思う。
と、少し熱を上げておいて、ですね。河南大学の資料に目を通したけれども、これは募集要項じゃないか。語学センターの概要と留学スケジュールと寮生活に関して、多少は詳しくなった。けれども、一体どんな大学キャンパスなのか。どんな学生が多いのか。この辺りが分かるとよかった。要するに、バックグラウンドが分からない。開封は歴史的な町だから、暇なときはその辺を歩いても収穫はあるだろうけど、やはりキャンパス内でも人漁りをしたいよなぁ。そういうのはやっぱ現場で頑張るしかないのだろうか。
なんかこう、人に聞けるわけでもない、HPなどでも充分に得られるわけでもない情報って、多少は不安だけれど、だからどこで聞けばいいんだよっていう問題であって、決めたら決めた方向に進むしかない感覚。大学の先生に聞けっていうけど、その先生の出身大学や勤務先についてしか知らないことが多いし、結局一般論になりがちであるともいわれる。何もかもが尋ねるまでもないこと、になって、結局自力で闇雲に進むことになる。やっぱり「バカはバカなりにやる」でいくか。