南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

花粉症暴発(とそれに付随するマスコミへの提言)

いよいよきた。これからまだ半月は遊びたいのに、正常に外出できない。というと、生来マスクをし続けなければならない人々に対して差別的な表現で不適切であるとの批判を受けた場合、それは人権メタボリック症候群なのだそうである。メタボリックでもメルボルンでも構わないけど、世の中には様々な表現があって、それに対してまた多様な意見と反発があるということは、センセイ方も承知の上なのだろうから、こういうのを特ダネにして騒いだりすると、また、「国民の6割はアホ」って言われるよ。もしやセンセイ方がこの情報溢れる現代をご承知ないのなら、それはそれで大問題だけれど。やっぱり、何やかんや、どこかで溝ができるよな。小泉前首相在任から、あるていど新時代に入ったように思えたけれども、結局は昭和の人間(あるいは昭和のほうが長い人間)と、平成が染み込んだ人間とはどこかで差が出来るわけよ。
だからねぇ、言った言わないとか、「〜のようにもとれる表現」とか、適切である・でないとか、そういう軽々しい議論にもってかれないように軌道修正するのもマスコミの役割だし、一方的に大臣批判にもってき過ぎないように中立かつ公正な議論を興す事も必要である。けっこう皆さん気づいていないから、そういう不適切な表現が「少数者の意見や人権を侵害している」と一方的に言えるのだろうが、逆に古い考え方を信念として維持している人々は、新しい思想の流れに切り捨てられるいわば負け組なのである。いま、様々な表現が大量に社会に流通する時代だからこそ、大道のポリシーで古式の考え方を押し流してしまわないで、ゼロに戻して議論してみてもいいと思う。