南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

アルコール消毒液で火炎放射

そこでチンチン出して「消火器だ」つって応戦したら、もっと炎上したろうになぁ。どうせバレて破滅するんだから、悪ふざけも限られた一回でとことん攻めて究めるべきだと思う。
スシローの件でもそうだけど、公共の衛生管理に対する愚弄や冒涜は、終焉を迎えつつあるコロナ禍を生き延びた者の傲りだと思う。そう考えると、生物的には生者は強者なのだから誇ってもいい。けれど、もし政府主導のコロナ対策や、市民や企業(とくに飲食業界)の自主的な対策努力がなかったら、もっと生物的弱者は淘汰されていたはずで、生者さえもっと精魂尽き果てて今日を迎えているだろう。日本が福祉社会に甘えられる国だからこそ生き延びられたに過ぎぬくせに、あたかも自力でコロナ禍を勝ち抜いたかのような傲慢さが、強者なのに反感を買う所以だ。「隔離やワクチンなんか要らん。そんなもん、みんな感染して免疫つけりゃいいんだよ」っていう3年間を過ごしてたら、こんなバカ殺せてたかもなっていう暴論で、甘やかして生かした社会に責任転嫁もできる。所詮生かされていることに謙虚になれない者さえも、均しく生きる権利を与えて護るというのが日本国憲法の精神らしいので、横暴に目くじら立てたりせず温かいまなざしで強者を称えてあげるのが妥当かと思われる。内心「コロナ対策の負の産物だ」と忸怩たる思いを押し殺しながら。