南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

フィリピンスタイル

久しぶりにお姉さんたちのホームパーティーに招かれた。もうコロナ禍前以来じゃないか。だいたいこのアパート、コロナ最中の3年くらい住んでるんだけど、先月末に保証人トラブルから契約切られて今月中の退去を迫られてる、というのに私は今日来るまで住所を知らなかった。どこに住んでてどんな生活状況なのか知らず、すっかり疎遠になってたのな。周りも外国人が入金してて、いいコミュニティできてる。なんか退去の緊迫感も薄いような仲間たちが男女10人ほど集まり、昼過ぎ(14時頃)にやっと料理が揃い会食。

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見てわかるとおり、ラップを敷いたテーブルの真ん中にご飯が拡げられている。めいめいがご飯とおかずを手で寄せ合わせて食べる。彼らが手で食べるのは見慣れたものだが、ご飯は大きなボウルに盛り、一応各自の皿もあるのが常だった。ここまで原始スタイルは初めてだけども、郷に入れば郷に従え。見よう見まねで素手で食した。どの味も久々で美味かったが、とくに魚の素揚げは食べやすかった。

所見では、彼らはあまり食事中にアルコールを摂らず、水や清涼飲料を飲む。酒は食後や全く別の時間に楽しむ。この日も食後、デザートのジャックフルーツ入りアイスクリームを食べたあとで呑み始めた。いつもの空きっ腹呑みじゃないので、重い酔い方。そしてギターやらドラムを交えたカラオケ。防音壁がしっかりしてるのか、屋外にほとんど漏れない。この住み心地といい、拠り所的存在といい、なんか今月で放棄するのは惜しいと思う。