南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

夕方リニモ

jaike.hatenablog.jp

二日酔いで土曜日を潰してしまい、週末家事も遅々として進まず、気持ちだけは花見と温泉行きたくて不満ばかり溜まる(二日酔いなけりゃ、土曜出勤後に養老鉄道南濃温泉行くつもりだった)。中途で買い物放棄して15時半に家を出る。といって、この時間から組める乗り鉄も限られる。一番身近で未乗車になっている、リニモを選ぶ。正確にはレイルラボ記録上の未乗車で、愛知万博開催中など既に乗車済み。目下ジブリパークが続々整い、この時間帰りの混雑が予想されるので八草方向への乗車を狙う。

藤が丘で、地下鉄東山線は高架で、リニモは地下駅なのを一瞬忘れていた。リニモは自動運転のため、前面展望は誰にも視界を遮られない。終点まで特等席を満喫させてもらった。

昔開業したばかりの頃は、発車の際に車体が浮き上がる感触を覚えたものだが、もはや老朽化したのか軌道を走行してるかのような振動を発するようになってる。リニア感ない。もともと起伏の多い地域だけに、軌道の勾配が激しく、ゆとりーとラインと錯覚する。

小学生の頃はチャリで真下の坂道を必死に登ってたんだよな。愛知青少年公園っていう目的地は、当時最強だったからな。大学時代にスクールバスの通り道だった頃から沿線は刻々と変化してたが、近年の激変ぶりには目を見張る。中国の地下鉄の郊外区間の沿線みたいな雰囲気だ。あと、リニモってもっとスローなイメージあったけど、直線で勾配緩いとこは結構高速。愛知高速交通だけにな。

モリコロパークジブリエリアを俯瞰しようとしたが、対向線越しになるうえ愛・地球博記念公園駅ではホーム幅が広がるため見づらかった。藤が丘から概ね登坂を断続的に繰り返してきたが、陶磁資料館南を出るとジェットコースター並みに八草へ下る。八草のイントネーションはヤクザと同じで、不明瞭がちな英語アナウンスでは完全ヤクザ。せめてJAXAに聞こえるといい。

区間通して対向列車を撮りづらく、終点降車後も構内に留まって、一旦車庫入りした車両が入場するのを待ち構える。

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八草駅を発してすぐの高架下に見えた八柱神社というのがちょっと気をひき、

秋の愛環(I can)プレイ - 南蛇井総本氣

駅から徒歩15分ほどの八柱神社、乗継時間の都合で今回お参りする余裕なくて残念。

温泉ではないものの、違和感ある腰を癒やしたくてスーパー銭湯へ寄ってく。愛環の貝津駅から豊田市コミュニティバスおいでんバスに乗り継ぎ、名鉄浄水駅へ。駅前の竜泉寺の湯 豊田浄水店が全日500円なのに目をつけた。もともと"おいでんバスワープ"は、名鉄三河線猿投駅とこの浄水駅を結ぶルートで企図しており(まぁいずれ近々実行すると思うけど)、スパもその過程でマークしていた。今日は三河線をそっくり残したまま、竜泉寺の湯だけ立ち寄れて都合が良い。全日500円(朝風呂400円)もそうだけど、脱衣所ロッカーの雰囲気とか内風呂のだだっ広い湯池だとか、リニューアル前の竜泉寺の湯名古屋守山本店(現:天空SPA HILLS 竜泉寺の湯)の趣そっくりで懐かしい。浴場は大混雑で、その広いはずの湯池の縁が浸かる余地なく人で埋まっており、異例なことに最初の入浴がジェットバスになった。腰を存分に癒せて良かったというべきか。あとで高濃度炭酸泉の大風呂と、熱々のシルク風呂に浸かって身をほぐした。リニューアル後の本店は確かに露天風呂の眺望など向上したけど、慣れ親しんだ竜泉寺の湯が残って嬉しい豊田浄水店も機をみて時々来たい。

最後に大曽根の改札口を出るとき、760円と表示されて一瞬驚く。名鉄豊田線と地下鉄鶴舞線を通しで乗ると赤池を境に2社別計算された運賃が加算されるから、高まる。だからといってドニチエコ買って赤池で一旦改札出入りしてくるのもタルい。まぁ仕方ない。時間を捻り出して近場の乗りつぶしを稼いできた。短すぎて完乗率パーセンテージは不変。